こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

こだからショッピングモール開店!

f:id:kodakara-kindergarten:20191118103249j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20191118172451j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20191119131612j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20191119131212j:plain

秋の二大行事、一つは運動会、もう一つであるお店屋さんごっこを先日行いました。

 

 

10円から1,000円迄の手作りのお金と買い物袋をかかえて、前日から品定めをした商品を目指して、「これ下さい!」と9つのお店を回ります。

 

 

年中さんはお友達と2、3人で、年長さんは年少さんや満3歳児さんとペアで回ります。

 

 

普通はペアが離れたり、ケンカになる様に思うのですが、そこは年長さんが年少さん、満3歳児さんを優しくリードしてあげたり、年中さんはお友達と話し合いながら一方的にならず、お互いの思いを尊重しています。

 

 

私は毎年その様子を見ていますが、「凄いな!」と思います。

 

 

保育の中での、毎日の積み重ねが本当に大きく、そんな風に行動できるのが子宝幼稚園の子ども達の最大の自慢出来る点だと思います。

 

 

この他人に対する優しさや思いやりは愛他行動と呼ばれ、この行動は自分が年少や満3歳児の時にお兄ちゃん、お姉ちゃん達に優しくされた事が心に残り、自分が年長になった時に、今度は自分が小さい子達に同じ様にして上げる、して上げたい。“優しさの連鎖”と言えます。

 

 

又、もう一つ大切な事は、年中、長さんと大きくなるにつれて、自分が成長し、自分に自信が持てる様になっている事が大きいと思います。

 

 

『三つ子の魂百までも』の通り、心の中に強さと温かさを備えて、少しずつ更に成長していってほしいものです。

f:id:kodakara-kindergarten:20191119131438j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20191119131942j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20191119133339j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20191119133408j:plain

 

幼稚園PRIDE

世界中を見渡せば戦争や抑圧、貧困等により苦しんでいる国が沢山見受けられます。

 

 

私達の住んでいる日本は、文明が発達し、技術力や教育力も高く、福祉も整い、格差が広がったとは言うものの、自由、平等が保障をされている民主的で平和な国だと思います。

 

 

多くの良き青少年が確実に育っている反面、自由の名の下に自己中心的で周りの人の事を考えない道徳心の低下、体力や学力の低下も顕著です。それに伴い、いじめや暴力、不登校が残念ながら増加しています。

 

 

しかし、その事は子どもに責任は全くなく、やはり国の方針、制度や施策に問題があり、教育は国家100年の大計と云われますが、今後どの様な国となり、どの様な人間に育つか心配です。

 

 

今般10月より幼児保育の無償化が実施されました。

 

 

今回の施策は就労促進が目的であり、女性の社会進出が増え、新2号で預けられる方の増加が予想されています。

 

 

その状況の中で、本園での新2号の割合は全体の15%であり、保護者の方の中には、「お仕事を減らそうかな?」「体操か英語を習わそうかな?」との声も聞かれました。

 

 

この事は、我が園の¨乳幼児期は大切な時であり、各御家庭の事情もおありだと思いますが、出来る限り子どもと向かい合って愛情一杯に育てて欲しい。¨という思いが届いているのだと思うと本当に嬉しい事です。

 

 

私自身は様々なお仕事の形態により24時間の預かり施設も必要だと考えています。

 

 

しかし、国の新制度¨子どもを11時間預かること¨は全員ではもちろんないにしても1日は24時間から考えても長過ぎますし、子どもの情緒面等も心配です。

 

 

外国人から見ても「クレイジー!!」と言われています。

 

 

更に、待機児童対策によって施設が増えた為、保育士不足が深刻になっています。

 

 

量を増やして質が落ちないはずがありません。

 

 

¨長い物には巻かれろ¨と云うことわざもありますが、安定を求めるよりも大事な信念があります。

 

 

子どもの事を第1に考えて、園児数が減少し、運営的には苦しくても良き先生を集め素晴らしい教育をされている園がまだまだ沢山います。

 

 

ある先生は、「園児が一人でも幼稚園を存続する」と話されていましたが、どの世界にも変わり者か、頑固者かは分かりませんが、正しいと思う道を共感してくれる仲間と共に、可能な限り歩みたいと思います。

f:id:kodakara-kindergarten:20191105134334j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20191105134450j:plain

 

新しい時代の中で

夏休みが終わり、2学期が始まりました。

 

 

当初は、生活習慣を見直し、園生活のリズムを取り戻すべくお絵描き遊びや、大好きなおじいちゃんやおばあちゃんの敬老の日のプレゼント作りとゆっくりとスタートを切りました。

 

 

そして、9月中旬より10月19日(土)の運動会の本番を目指して練習がスタートしました。

 

 

最初は、当然の事ながら気持ちも入らず、踊りもバラバラ。

 

 

それが少しずつ少しずつ友達と力を合わせる楽しさを知り、上手に成長していきます。

 

 

その気持ちの高まりは子どもの目を見るとよく分かります。

 

 

きっと運動会では、かわいく、かっこいい演技を見せてくれる事でしょう。

 

 

どうぞお楽しみにして下さい。

 

 

 

今年度より、運動会は近年の突発的な天気の変化に伴う開催の判断の難しさや、お昼のお弁当作りが延期の場合など保護者の方の負担になってしまうというお声もあり、午前中で全てのプログラムを完了する事にしました。

 

 

只、お子様を囲んで、両方の祖父母様も含めてご家族でお弁当を食べられる事は大切に残したい事でもあり、ご希望の方は今迄通り幼稚園を開放しようと思っています。

 

 

これって子宝らしいと思いませんか?

 

 

又、時間の関係で、唯一の保護者の方の飛び入り競技のつな引きも無くしましたが、その勝利者チーム賞は、年長・中組の親子競技の優勝のクラスにお渡しする事にしました。

 

 

最後に、申し訳ないですけれど、新入園児の競技も無くなり、別の形で後日園で行う事にしました。

 

 

子どもの事を第一に、そして保護者の方々の事も考えながら、大切な事を残しつつ、少しずつ新しい時代に対応していきたいと思います。

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190927102640j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190927112631j:plain

 

家庭教育が一番!!

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190830104351j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190829104404j:plain


長かった夏休みも終わり、園内に元気な声が帰ってきました。

 

 

8月のお誕生会で私がお話をする機会があるのですが、「夏休み、お家で楽しかった人?」と声を掛けると笑顔で手を挙げる子ども達。

 

 

園でも3年前より長期休みの預かり保育を始め、今年も楽しそうに過ごしてくれましたが、多くの子ども達は家庭でゆっくりと、又、旅行やお墓参り、お買い物等、お父さん、お母さん、兄弟やおじいちゃん、おばあちゃんとの楽しい時間を過ごされた様です。

 

 

しかし、中には子どもと関わる時間がいつも以上に長く、そして、毎日3食準備をする事にやや疲れを感じられた方もおられたと思います。

 

 

大変なお母さんとは裏腹に、夏休みの楽しかった事のお話をする子どもの表情、目の輝きは本当に生き生きとしていて、幸せな気持ちが、夏休みの思い出を描いた自由画帳にも表れていました。

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190830082600j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190830082543j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190830082340j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190830082307j:plain

 

 

昔読んだ何かの本の中で、「親は子に何を残したいか?」と問われた時に、Aの方はお金を残したい、Bの方は地位や名誉を残したい、そして、Cの方は生き方を残したいと言われました。

 

 

やはり、Cの正しい生き方を教える事が大切なのではないでしょうか?

 

 

誰が?

 

 

それは幼稚園や学校ではありません。

 

 

幼稚園や学校はあくまで集団生活の中で、一人一人しっかりと教育を行う応援団であり、やはり子育ての主役は親、保護者の方々による家庭教育です。

 

 

将来子ども達がそして、孫達が明るく元気に人生を歩まれる様に是非共力強い生き方を残してあげて下さい。

 

 

特に小学生迄の教育がその後の子どもの一生を左右すると言われています。

 

 

乳幼児期の今が大切です、頑張って下さい、応援します。

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190830083127j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190830082819j:plain

 

子どもと共に!!

毎朝1階中央で子ども達を迎えていると、幼稚園生活の楽しさと比例する様に朝の「おはよう」の声も大きくなり、元気な笑顔が増えてきました。

 

 

そして、子ども達から一言が・・・。

 

 

・朝はパンとタマゴとジュースと・・・いっぱい食べた!!

 

 

・園長先生、髪切った?

 

 

・昨日、ユニバ行って来たよ!

 

 

・ちょっと来て!葉っぱみたいな“蛾”がいるの!

 

 

・今日はパパの誕生日!

 

 

・透明竹馬で朝から練習してきた!

 

 

・(私の頭をなでて)歳を取りましたなぁ~

 

 

・飼っていたなめくじが死んだ!

 

 

・お願い!園長先生の耳さわらせて!

 

 

セミの抜け殻見っけ!

 

 

・英語の先生、おもしろすぎ!

 

 

・(両手を広げると)ほら!手に豆できたで!

 

 

・(カラー帽子を下げて)のっぺらぼう!

 

 

・明日本番やな!お祭りの!

 

 

・ヤーゴどこ?ゴーヤかな?

 

 

時にお手紙もくれるんですよ。

f:id:kodakara-kindergarten:20190725174441j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190725174458j:plain



 

自由製作 年長さんの巻

1学期の締めくくりの製作として、ティッシュやお菓子の空箱、ペットボトル等、自宅からも廃材集めをお願いして、自分の好きな動物作りをしました。

 

 

いつもは何を作るかは決まっており、その中で個性が発揮される様に導いているのですが、今回は何の動物を作るのか?

 

 

どの様にして作るのか?

 

 

どのような作品が出来るのか?

 

 

結果は先生も分かりません。

 

 

さあ困った!困った!

 

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190711134119j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190711134054j:plain

 

 

只、そこは前回の七夕でも少しふれた様に、年少さん、年中さんからの少しずつの積み重ねが生きてきます。

 

 

で、考え悩みながらも世界に一つしかない作品が出来上がり、どの子どもも満足度100%。

 

 

年長さんの絵画と共に5クラスを見て下さい。

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190710132908j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190710132540j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190711134021j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190710132409j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190710132302j:plain


 

更に、今年は年長さん全員が自慢の作品と共に園内をお散歩。

 

 

作った動物と滑り台を滑ったり、木にとまらせたり、シートの上で寝転がったりと大喜び。

 

 

又、自クラスだけなく他クラスの友達の動物とも触れ合い、大いに喜びを分かち合っていました。

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190716133950j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190716134011j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190716134044j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190716135258j:plain

 

 

そして、16日にやっとお家に持ちかえる事が出来て、喜んで持って帰っていきました。

 

 

きっときっと子宝のお母さん達は、子どもの作品を温かく見つめ、その声に耳を傾けてくれた事でしょう。

笹の葉さらさら

f:id:kodakara-kindergarten:20190702104155j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190702112612j:plain

 

 

もうすぐ七夕ですね。

 

天の川を挟んで暮らす織姫と彦星が年に一度会うお話は奈良時代に中国から伝わったロマンチックな伝説に基づくものであり、江戸時代に行事として定着した様です。

 

 

「大きくなったら○○になりたい~ ○○が上手になります様に!!」

 

 

夢とロマンがあっていいですね。

 

 

さて、幼稚園では、笹飾りを作って持って帰りますが、学年に応じて、数や難しさも異なります。

 

 

笹飾りは、通常、織姫、彦星、夏野菜が基本なのですが、趣向を凝らして、提灯、パイナップル、アイスクリームなどその年に新しい飾りを入れたりしています。

 

 

これらの製作を通じて、子ども達はノリやハサミの使い方が実に上手になっているのに驚きます。

 

 

そして、決められた製作ばかりでなくプリンカップを使って好きなものを作ったり、少しずつ自分で考えて作っていく経験も入れています。

 

 

又、大笹飾りを作るのですが、グループ4人ずつに分かれて、チームで相談をしながら作っていきます。

 

 

自己主張を繰り返しながら、時に意見がぶつかり、口ゲンカになりそうな時もありますが、そこはうまく先生が入り作業を進めていきます。

 

 

年少はもちろん、年中・長でも難しい活動ですが、それらのやり取りの中で、人と会話する力や協調して行動する力が育っていきます。

 

 

リーダーシップを発揮する子、調整役の子、消極的だった子も発言が増し、クラスが一つにまとまっていく様子こそ、今求められている「非認知能力」を伸ばす一つの取り組みだと考えています。

 

 

七夕は7月7日ですが、園では5日(金)に七夕の行事として代表の子どもにインタビューをしたり、全員で歌を歌い、そして、先生が七夕の由来を劇で子ども達に伝えます。

 

 

当日、子ども達が楽しんでくれ、その夜はお二人が会えると共に、子ども達の夢が叶う事を星に願いたいと思います。

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190627103227j:plainf:id:kodakara-kindergarten:20190702111410j:plain