こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

年の瀬、疫病退散を願う!

令和2年も12月を迎え、例年ならばクリスマスや年の瀬の華やかな雰囲気に日本列島が包まれる訳ですが、現在、新型コロナウイルスの感染者数が過去最多を記録し、重症の患者さんも増加の一途を辿っています。

 

今月3日には、大阪府レッドステージとなり、15日迄、不要不急の外出自粛が要請されました。

 

Go ToトラベルやGo Toイートによって少し光が射してきた矢先だけに再び経済・商業活動に大きな大きな影を落とす訳ですが、この苦渋の決断が年末・年始の通常の生活へと近づく事を願わずにはおれません。

 

日々、悪戦苦闘を重ねておられる医療・看護の方々には尊敬と感謝の言葉しかありません。

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この様な状況の中で、幼稚園では、保護者の方々へのご協力、ご配慮の下、子ども達は元気一杯の生活を過ごしてくれています。

 

とは云え、日々のうがい、手洗い、マスク、消毒に換気は必須であり、お誕生会や移動動物園に参観も通常とは形を変えながらも常に子ども達の安全と笑顔を大切に考えています。

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8日に行ったおもちつきでは、年長さんのみおもちを2回ついて丸める様にしましたが、子ども達は大喜びで日本古来の伝承行事を経験できました。

 

年長さん以外は個々に丸める活動はありませんでしたが、おもちつきの様子を見学して、出来立てのおもちの感触を楽しみました。

 

そのおもちで鏡餅を作って、疫病退散と来年の平穏、繁栄を願ってお供えもしました。

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力作揃い!!

子ども達の活動も活発になりますと、食欲も旺盛となり、好き嫌いなあるものの頑張って完食をする子どもも増えつつあります。

 

食欲の秋ですね。

 

今回は、芸術の秋でもありますので、自分の思いを画用紙いっぱいに表現出来る様になってきた子ども達の作品の一部をご紹介します。

 

ひよこ組(満3歳児)

壁面製作です。

糊の使い方も上手になってきました!

かわいいどんぐりときのこの完成です!

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年少

大きな画用紙いっぱいにダイナミックに描けました!

お絵描き大好きな年少さんです!  

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年中

絵本を読んで想像力を膨らませたり、自分の経験した事も細かく描ける様になってきました!

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 年長

年長さんはスチレン版画!

自分達で染めたカラフルな和紙に刷りました。

色々な模様が出来て素敵な作品になり、子ども達も仕上がりに大満足です!

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”笑顔“咲く秋

先日、満3歳児の参観と、園庭でミニ運動会を行いました。

 

子ども達はお家の人に見て頂くのが嬉しく、保護者の方もニコニコと見守って下さいました。

 

自分のお子さんだけでなく、「みんな、かわいかったね!」と話されている声を耳にして、温かい気持ちになりました。

 

年少・中さんは公園へ行って、お友達と走り回ったり、どんぐりを沢山拾って大満足。

 

年長さんは、どんぐりや松ぼっくりに虫を探したり、今話題の無限列車(!?)にも乗った様です。

 

そして、30日は、10月のお誕生会とハロウィンの行事を楽しみました。

 

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そして、いよいよ11月ですが、日中は20度前後と一年の内一番過ごし易い時期であり、運動会等を含めた今迄に積み重ねた自信が、新たな事に挑戦する前向きな気持ちを生み、絵画面や音楽・体育等の活動に取り組んでいきます。

 

そして、出来ていく事によって、更なる自信と笑顔が広がっていきます。

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笑顔といえばもう一つ。祝!子宝です。

 

そして、新しいバスも登場!!

 

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 一体感!! 

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10月18日(日)に一日の順延となりましたが秋晴れの中、運動会を行いました。例年は小学校をお借りするのですが、やはり今年はコロナの影響で、幼稚園の運動場で各学年に分かれて、更に各ご家庭より2人と人数を制限させて頂いて行いました。

 

さすがに年長さんは落ち着いたもので、子ども同士集まって自然とニコニコの笑顔で、年中さんは昨年経験をしているとは云え、今年度初めての参観、年少さんは更に初めての運動会と云う中で、最初は少し緊張や涙ぐむ子どももいましたが、少しずついつもの笑顔や元気さが出てきました。

 

そして、園歌、体操、そして、ダンスや競技、リレーの全ての演技、各学年共に良き表情で今迄に一番頑張ってくれました。その子ども達のやる気を更に後押ししたのは、やはりお家の方々の声援であったと思います。

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狭いスペースで行った為、演技によって、保護者の立見の場所が変わり、男女でも入れ替わって頂く様なスタイルを取りました。

 

観覧場所の移動はご面倒であったかもしれませんが、お願いをするとすぐに移動してくださり、とても協力的でありがたかったです。

 

うちの保護者の方のマナーは素晴らしい!

 

自画自賛です!!

 

入れ替わって見て頂く事で例年以上に子どもとの距離が近く、お子さんの姿を間近で写真やビデオのベストショットも撮れたと思います。

 

そして、保護者の方々が本当に熱心にニコニコと見て下さって、“園庭にいる全ての人の気持ちが一つ”になっている様な嬉しく、不思議な感覚がありました。

 

同じ様に、先生の中にも子どもの演技と共に感動したとの言葉も・・・。

 

只、やはり「目に入れても痛くない」と云われるかわいいお孫さんの姿を見て頂けなかったおじい様やおばあ様方には誠に誠に申し訳ない気持ちで一杯です。

 

今年の事を参考にしながら、来年は新たに更に良き形の運動会が出来ればと考えています。

 

27日(火)は満3歳児であるひよこ組さんの参観、運動会です、お楽しみに!

見守られつつ育つ

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新年度になっても通常と大きく異なり、休園、自粛と様々な行事の延期、中止を経験してきた子ども達。

 

四連休明けから、本格的に運動会の練習が始まりました。

 

ある年長のクラスで、

 

「運動会なんだけど・・・」と先生が切り出すと・・・

 

「幼稚園でするんやろ?」※例年はお隣の小学校で行います。

 

「分かってるよ、コロナやもんしゃーないよ!」

 

「練習楽しみ♡ 頑張ろう!」

 

「頑張ろう!!」

 

いつもいつもお父さんやお母さん、そして先生達をも勇気づけてくれるかわいい笑顔、かわいい声。

 

子宝幼稚園の運動場からお家の人にエールが送られ、きっとそこには感動が待っています!

 

お楽しみに!

 

こんなに意欲的で素敵な言葉を聞けて、微力ながら教育の成果が出たのかな!?と感じると同時に、家庭でのお父さん、お母さん、そして、おじいさん、おばあさんが子ども達を見守る温かい環境があるのだと実感します。

 

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上の写真は、参観等の行事の様子ではなく、毎日のお迎えの姿です。

 

お母さん達は朝の忙しい中をバス停で温かく見守り、そして、徒歩通園の方は、子ども達がお部屋に行く様子をしばらく門で見守っておられます。

 

また、お帰りの時には、久々の親子の再会(!?)に笑顔と笑顔。

 

本園では、降園時間の後に、毎日約1時間園庭を開放しているので、ゆったりと安全な公園状態の中で、子ども達は伸び伸び遊び、お母さん同士もあちらこちらで交流の花が咲いています。

 

こんな時間を持てるのは、本当に長くはありません。

 

家庭を中心とした温かい時間が親子の絆を深めると共に、心が安定できる環境で過ごす事が優しく、強く、自分で考えて行動する子どもへと育っていくのだと信じています。

 

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ここで、話題を変えまして、嬉しいお話を一つ。

 

大相撲9月場所に於いて、時津風部屋の正代関が優勝を飾られ、熊本県出身力士としては初の大関昇進が確実視されています。

 

熊本県といえば、地震、豪雨によって大きな被害が出ており、県民の方々にとっても大きな励み、エールとなった事だと思います。

 

また、正代関や豊山関、今年引退された豊ノ島関は昨年の2月に来園され、子ども達と交流があり、今後も更なる御活躍を願っています。

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良き子 良き人を育てる

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今の時代、国の施策として、働くお母さんを応援し、社会で安心をしてお仕事が出来る為の施設が作られ待機児童対策に重きを置かれています。

 

2019年の出生数(推計)は、864,000人。

 

「86万ショック」と呼ぶべき状況で、予測よりも深刻化しているのが少子化の実情です。

 

その原因として、適当な相手にめぐり合わない、資金が足りない、仕事が大切等により未婚化、晩婚化が進んでいます。

 

現在では、昔と異なり、多くの選択肢があり、結婚だけが人生ではないに私も賛成です。

 

人口は国力に比例するとも言われますが、一人一人が自分の幸せを掴む事が何より大切です。

 

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さて、暑さも少しずつやわらぎ、秋らしい季節となってきました。

 

子ども達は毎日元気に登園してくれ、楽しく友達と活動をしてくれている事を嬉しく思っています。

 

しかし、この姿は普通の姿ではなく、子どもに対する心身への虐待や育児放棄が社会問題となっている中で、保護者の方々の頑張りと子ども達を見守る温かい眼差しの結晶だと思います。

 

『かわいくば、五つ教えて三つ褒め二つ叱ってよき人とせよ』

 

この言葉は、江戸時代の二宮尊徳翁の言葉ですが、子どもは放っておいても、構い過ぎても良き人にはなれません。

 

促成栽培の様に簡単には育ちません。

 

泣いたり、怒ったり、実に大変厄介な面もあります。

 

しかし、実に実にその子どもの笑顔はかわいく、はった、立った、歩いた、「ママ」と言った等、成長の目撃者となることを他人に譲ってほしくはありません。

 

もちろん、経済的にも働かざるを得ない方々も沢山いらっしゃいます。只、保育の無償化が進み、預け入れ施設も充実してきました。

 

お仕事の時間も今だけ少し短縮をして親子の時間を大切にして欲しいものです。

 

振り返るとその期間は短く、貴重であり、昔から3歳迄に子どもは親孝行をすると云われる所以です。

 

私達は、子どもの笑顔、そして、子育ての楽しさをもっと発信して、お母さん達の頑張り、そして、先生達の姿をお伝えしなければいけません。

 

又、もっとメディアや有識者と云われる人々が幼児期の大切さを発信して欲しいものです。

 

今、新しい首相が誕生する中で、明るい未来、心豊かな日本社会の実現を強く願います。

 

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少し早い2学期のスタート!

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新型コロナウイルスに対するPCR検査の実施人数が増える中で、大阪府も感染者数が日々出ています。

 

各地でクラスターが発生しており、保護者の方々もご心配な事だと思います。

 

更に、連日36度前後の危険な暑さにより熱中症も心配であり、高齢の方も含めて、十分なご注意をなさって下さい。

 

今年は、本園では8月17日(月)が2学期の始業式となり、どの位の子ども達が登園してくれるか心配していましたが、通常と変わらぬ出席率でした。

 

この事はやはり今年は開園の必要性があったと安堵しました。

 

只、上記の様な状況の中で2学期も様々な活動や行事の変更、あるいは中止の判断をしていかねばなりません。

 

もう既に18日(火)の同窓会がバスでの送迎を止め、各クラスで時間帯を分けての再会の時となりました。

 

殆どの新1年生が来園され、元気な姿を見せてくれました。

 

又、20日(木)の幼稚園祭も誠に残念ながら子ども達だけでの実施とさせて頂きましたが、暑さ厳しい中でも笑顔で元気一杯に踊りやくじ引きを楽しんでくれたと思います。

 

保護者の方々には本当に残念に思われたと思いますが、ご理解を頂き、写真や動画と共に、子ども達との会話の花が広がった事でしょう。

 

今後も、可能な中で、教職員と共にベストを尽くして、子ども達の大切な思い出を作っていきたいと考えています。

 

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