こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

暑さにも負けず、コロナにも負けず

梅雨に入ったと思ったら、6月中の梅雨明けとなり、改めてウイルスの脅威だけでなく、地球の温暖化が進み、この夏の水不足や電力不足も心配です。

 

幼稚園では、暑さが厳しくなる中で、外遊び以外はマスク生活が続いています。

 

熱中症にも十分な配慮が必要なので、室内では換気をしつつ、冷房と扇風機を上手に使って室温調節をしています。

 

そして、園庭では、テントやミストを活用して活動時間を考慮し、水分補給もしっかりしながら過ごしています。

 

暑さや疲れから欠席者も見受けられますが、全体的には元気に登園してくれています。

 

体操や製作、英語、歌やピアニカ等の活動をする中で友達関係も大いに深まりつつあります。

 

 

6月中旬から水遊びも始まり、噴水マットや小プール、園のプールに大喜び。

 

年長児は鳳ウイングスでのスイミングレッスンが大人気の様です。

 

 

まもなく七夕です。

 

以前は、3、4、5歳と全員が同じ大きさの笹でしたが、カンガルークラブや満3歳、年少、年中、年長さんと年齢に応じて、より段階的に楽しめる伝承行事にと進めています。

 

 

一学期も21日の終業式、22日の幼稚園祭までラストスパートで先生達も全力で頑張ります。

 

祝創立50周年 ~伝統と新たな時代の創造~  

 

アジサイの色鮮やかな6月を迎えました。そして、13日(月)が創立50周年の記念日となり、それに合わせて子ども達が、記念の作品を作ってくれました。

 

満3歳児、3歳児・・・ティッシュを丸めて雲を製作

4歳児・・・虹の上にクラスのカラーの色の手形

5歳児・・・自分と、鳥or花を作って、仕上げ

 

素敵なプレゼントをありがとう!!

そんな子ども達にファイルに入った幼稚園の今昔の写真とお菓子を持ち帰ってもらって、共に祝って頂きました。

 

又、3ヶ年で園内外の整備に努め、最後に園中央の壁面に記念として『カンガルーの親子』の記念のプレートを作成しました。

 

教職員一同で桜の苗木を植樹してくれました。今年の梅雨時の雨が少ししょっぱかったのは、嬉し涙のせいでしょうか・・・。

更に、多くの方々の御協力を頂き、初めて記念誌を作成しました。

 

50年の歴史を振り返ると共に1万を超える一人一人の卒園生の健康と幸せを願わずにはいられません。

 

そして、保護者の皆様、地域の方々、更に先輩諸兄にも大いに感謝です。

 

もちろん、人生の一時を本園の幼児教育に尽力頂いた歴代の多くの先生方にも・・・。

 

今後も教職員、力を合わせて力の限り頑張っていきたいと思っています。

伸びゆく子ども達

いつの間にかGWも終わり、3年ぶりの移動制限がない中で、各地が賑わった様です。

 

子ども達の「~に行った!」の笑顔が見られて嬉しかったです。

 

ここで、幼稚園今昔話…

 

昔は、ブラウスにネクタイorリボンの制服で、ボタンの着脱などに悪戦苦闘しておりましたが、新制服では、子どもの負担を減らす為にもボタンが少なく、着替えやすいポロシャツを採用し、ズボンorスカートと体操パンツの履き替えにより、制服と体操服を兼用できる様な形にしました。

 

また、気温が不安定な日が多く、暑さ寒さに対する個人差もある事を考慮して、色も形も同じポロシャツの半袖と長袖を用意し、個々で選んで着用してもらえるようになった為、とても効率的かつ経済的にしました。

 

我ながら良い形に変えたものだと自画自賛!?

 

また、昔は黄色の肩掛けカバンでしたが、両手が空く機能的なリュック型にしました。

 

そして、上靴は白色なら自由、下靴は自由にし、園指定の物を廃止して、こちらも経済的になったかと思います。

 

さて、あっという間に5月も中旬となり、こいのぼり製作を終え、母の日製作を大好きなお母さんにプレゼントした子ども達。

 

各クラスの活動も活発になってきました。

 

満3歳児ひよこ組さんには、5月から4人の子ども達が入園してくれて、6月から8人お友達が増え12人で楽しく過ごしていきます。

 

・3歳児・・・幼稚園に少しずつ慣れて笑顔が増えました!!

 

・4歳児・・・新しいクラスのお友達とも仲良くなってきました!!

 

・5歳児・・・年長ならではの事で目を輝かせ、お友達と一緒に楽しんで取り組んでいます!!

嬉しいお手紙!! 

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令和4年度。

 

今年度は創立50周年を迎えるに当たり、3年前より園舎内外の整備に努めてきました。

 

この春休みには園舎の外回りの補修、ペンキ、4教室の冷暖房の入れ替え、更に私の入園!?前より古い鉄棒の入れ替えで、ほぼ計画通りに終了しました。

 

そして、いよいよ11日(月)から新学期が本格的なスタートを切りました。

 

50年前の昭和48年の設立当初は定員230名、その後480名となりましたが、平成20年頃より実員数が定員を下回りましたが、未だに多くの子ども達が来て頂いている事は本当に喜ばしい限りです。

 

その私達の思いを代弁して頂いている様な嬉しい、嬉しいお手紙をこの3月に頂きました。

 

『転勤の為に、途中入園できる園を探して、夏休み前に問い合わせをした際の対応が明るく、感じが良かったことで見学もせずに入園を決めましたが、大正解でした。転入の手続きの際、外では年長さんの運動会の練習を見ましたが、以前のゆるい園から比べるととても厳しく見えて、内心息子にこんな高度なことが出来るのかと不安になったものです。しかし、本番を迎え、余り期待をせずに見ていたら、彼はビシッと演技していたのです。本当に驚きました。感動しました。本人にとって転園は環境も言葉も変わり大変だったと思います。登園を嫌がる事もありましたが、何とか竹馬テストも合格でき、卒園する事が出来ました。子どもに「先生こわい?」と聞いた事があります。でも、「うーん、きびしいけど、べつにいいせんせい」という答えが返ってきました。意外でした。以前の幼稚園ではいじめのようなものがよく見られました。“遊びに入れてやらない”という子が多かったです。保護者同士もギスギスしている場面が見られました。子宝に来て、“一生懸命にみんなでがんばる”ということがなかったせいかもしれないと考えるようになりました。のんびりすることばかりでは、結束や友情も生まれないのかなと。今年もコロナ禍の中でも感染が大きく拡がらず、ほとんどの行事もして頂いた事も心に残ります。全ての先生方にお世話になりました。これからもどうぞお元気でお過ごし下さい。草々』

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発表会今昔&卒園式今昔

以前の発表会では年少児も劇を行っていましたが、現在はオペレッタ(音楽劇)に

変わりました。

 

そして、年長児でもコロナ禍の飛沫防止の為だけではなく、ダンス教育の必須化を踏まえて劇からダンスへと変更致しました。

 

また、発表会で年長児が行っていたピアニカ奏は12月の参観時に披露し、先生合奏に於いては遠い昔の話となりました。

 

 

卒園式も以前は、舞台上でお辞儀をしてから降りて着席、名前を呼ばれて大きな声で返事をして起立、式の間はずっと前を向いたままでした。

 

しかし、今は舞台上で名前を呼ばれたら「はい!」と返事をしてから降りて着席。

 

お別れの言葉は、全員が舞台上に整列して、保護者の方に凛々しいお顔を見て頂けるようにしました。

 

園庭で風船を飛ばした後に、今までは徒歩通園の年中児や兄弟の園児が卒園児に踊りをプレゼントしていましたが、現在は教職員がお花のフープで作ったトンネルを卒園児達がくぐり抜けます。

 

卒園式に向けた練習の時間を必要以上に取るのではなく、卒園・進級までの貴重な時間をできるだけゆったりと充実した時間となる様に考えました。

 

 

さて、令和3年度は東京夏季オリンピック北京冬季オリンピックパラリンピックがコロナ禍の中で開催され、多くの感動と勇気を私達に与えてくれました。

 

しかし、平和の祭典が行われた年に、東欧に於いて戦争が起こっている事は極めて残念で、毎日無惨な報道を目にして心が痛みます。

 

太古より人間の争いは、世界のどこかで絶える事なく多くの人々が亡くなっています。

 

建物等の破壊のみならず心が壊され、特に女性や子どもが犠牲となります。

 

改めて、話し合いで早期の終戦を望まずにはいられません。

 

平和と自由の有難さを痛感し、コロナ禍とは言え元気に過ごせている事、衣食住に不自由していない事に感謝です。

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『子ども家庭庁』に願う事・・・

先進国の中で日本の子ども達の貧困が問題となっており、子どもに対する信じられない様な虐待報道に、大切な命を何故救えなかったの?

 

虐待は負の連鎖なのか・・・。

 

保育や幼児教育が無償化となり、保護者の方の金銭的な負担は、少なからず軽減されていると思われます。

 

しかし、現状では新型コロナの影響で仕事が減ったり、失われている現実があり、ひとり親家庭においては、より切実な問題となっている場合があります。

 

その中で民間から広がった子ども食堂は、無くてはならない存在になりつつありますが、食事面だけでなく更なる支援が必要となっています。

 

そこで政府は令和5年より「子ども家庭庁」の設立を目指しており、国を挙げての子ども支援そして親支援に乗り出すべく進められています。

 

今後、厚生労働省文部科学省内閣府のいずれの省庁に属するかも含めて具体的な事は、十二分に議論されると思いますが、様々な問題が交差する中で単独の省庁では対応に限界がある訳で縦割り行政ではなく、子ども達の未来の為に真剣に向き合う組織となってほしいものです。

 

と同時に、人生最初の学校である幼稚園の立場からは、教育は国家100年の大計であり、“人が人を作る”と云われるだけに教育現場には子どもが大好きで、指導に熱い人材が必要です。

 

しかし、私達の仕事を含め、介護や建築等多くの職種で人手不足は深刻で、先日小中学校の先生の希望者も少なく、指導に支障が出る事もありそうな報道を耳にしました。

 

これは日本の根幹である義務教育の危機と云えるかもしれません。

 

最近、“親ガチャ”と云う言葉があるそうですが、子どもが親を選べないのであれば社会が子ども達をどう教育し、良き人との出会いがある環境をいかに作っていくかが重要です。

 

人生でどんな人と出会うかによって、理性のある人間となるか、鬼となるかが決まるのではないでしょうか。

 

子ども家庭庁が設立される事によって、子どもの貧困問題や虐待等、家庭問題だけではなく、幼稚園から始まる“教育”を大切な軸として政策を考えて頂ける事を切に願います。

疫病退散、鬼は外!!

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2月に入りましたが、未だ感染拡大は衰えず、社会機能が麻痺しつつあり、休園、休校も増える中で、子ども達の貴重な集いの場、学びの場が減らされつつあります。

 

1月末に本園でも休園した期間はありましたが、その間にお手紙や1月の月刊絵本を郵送致しました。

 

3学期の大きな行事であり、1年の集大成とも云える生活発表会は現状を見極めて3月に延期させて頂きました。

 

そして、2月第1週はバスの運行を中止して自由登園とし、2月7日より通常の保育に戻す予定です。

 

今、登園している子ども達が元気なことが何よりです。

 

新型コロナウイルスが変異を続け、重症化は比較的少ないとは言われるものの、子ども達への拡大が著しく、専門家の見解も分かれ、政府の対策も過去に経験のないウイルスとの戦いに戸惑っている様に感じます。

 

今回の園の判断がベストかどうか分かりませんが、保護者の方や先生の理解を得ながら、子どもの安全、安心に努め、この難局を乗り越えていきたいと思います。

 

そして、早く日常生活に戻るのを願うばかりです。

 

願うといえば、2月3日は節分でした。

 

悪い鬼も、コロナも含めた疫病も早く退散して欲しいと願いを込めて、子ども達と豆まきをしました。

 

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最後に、明るい話題を。

 

冬季オリンピックが開催されます。

 

日本選手の活躍を期待したいと思います。

 

ガンバレ、日本!

 

ガンバレ、全選手!!