こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

大きくチェンジ!!

H28年度全園児が登園をして、一週間が過ぎました。


本園は、第一子のみの2歳児親子教室カンガルークラブがあるものの、2歳児保育は行っていません。


ですから、3歳児で初めて1人で登園する事になる訳で、その子どもの姿を見ていますと発達段階から考えて母子分離のベストの年齢は、“今”の様に思います。


そして、今年は例年以上にお母さんとの離れ際に泣く子どもが目につきますが、この一週間で着実に変化し、幼稚園に親しんでくれている様に思います。


これは子ども達の頑張りや保護者の方の大きな励ましと共に、先生達の努力・経験によって培われた指導力の賜物だと感じます。



具体的には、各領域の園内研修や各学年での勉強会、自己評価や他者評価に毎日の伝達、打ち合わせを含め、全員のレベルアップと共通認識・確認を行って子ども達のより良き成長に努めています。


H27.4より子ども子育て新制度が施行され、堺市保育所は、ほぼ認定子ども園に移行し、幼稚園も子ども園へと動き出しています。


その中で本園は、幼稚園として、保育より“教育機関”として生きたいと思っています。


今迄の五領域(「健康」、「人間関係」、「環境」、「言葉」、「表現」)の指導カリキュラムによって楽しく知識や技能の習得や異年齢のふれあい等を大切にしながら、子どもにとって負担のない保育内容へと見直していきます。


そして、今年度のテーマは『変革』!


教育をより深めていく為に保育内容を精査し、ややゆとりの時間を見つけ、“自分で考えて造る”新しいカリキュラムを先生達と構築していきたいと思っています。


又、待機児童や保護者の方の就労をも配慮しての預かり保育の時間の延長等も視野に入れていく事を考えています。


これから幼稚園として残っていくことは難しい時ですが、子どもや保護者、そして、地域にも必要とされる「本物の幼稚園」を目指したいものです。