母の日の由来はアメリカのアンナという少女が母親の命日に白いカーネーションを供え、母親には生きている内に感謝をするべきだと考え、大統領に訴えました。
1908年の5月の第2日曜日。
最初の母の日が設けられたそうです。
そして、日本でも1949年頃からアメリカに倣って5月の第2日曜日に行われ定着していった様です。
例年、幼稚園でも母の日の前後に各学年に分けて、新年度初の参観日、懇談会を行っています。
子ども達は、お母さんやお家の人にカッコイイ所を見てもらおうと本当に楽しみにしています。
そして、参観の最後に「お母さん(ママ)いつもありがとう」の言葉と共に、心を込めて作ったプレゼントを渡します。
お父さん(パパ)は、もうしばらくお待ち下さい。
渡されたお母さんは、子どもにギューやハグ、そしてほっぺにチュウをしたり、毎年ながら何とも言えない最高の光景であり、日頃の子育ての苦労が報われて余りある瞬間なのかもしれません。
幼稚園では、子どもの日のこいのぼり、七夕製作、そしておもちつき、節分、ひなまつり等、日本古来の行事と同様に、「母の日」、「父の日」も大切にしています。
その日に、プレゼントとして品物で思いを形にすることも必要ではありますが、感謝の言葉を添え、気持ちを伝える事が一番です。
幼児期に母子、父子、家族のふれあいや絆を強くする事は本当に大切であり、その気持ちは一生残ります。
ある人は、「子どもの時に自分が与えてもらった愛情と同じ量の愛情を年老いた親に与えるはず!」という話をされていました。
時に、悲しい事件が起こる現代社会の中で、“心”が繋がる様に子どもと過ごす今を大切にして頂きたいと思います。