長かった夏休みも終わり、園内に元気な声が帰ってきました。
8月のお誕生会で私がお話をする機会があるのですが、「夏休み、お家で楽しかった人?」と声を掛けると笑顔で手を挙げる子ども達。
園でも3年前より長期休みの預かり保育を始め、今年も楽しそうに過ごしてくれましたが、多くの子ども達は家庭でゆっくりと、又、旅行やお墓参り、お買い物等、お父さん、お母さん、兄弟やおじいちゃん、おばあちゃんとの楽しい時間を過ごされた様です。
しかし、中には子どもと関わる時間がいつも以上に長く、そして、毎日3食準備をする事にやや疲れを感じられた方もおられたと思います。
大変なお母さんとは裏腹に、夏休みの楽しかった事のお話をする子どもの表情、目の輝きは本当に生き生きとしていて、幸せな気持ちが、夏休みの思い出を描いた自由画帳にも表れていました。
昔読んだ何かの本の中で、「親は子に何を残したいか?」と問われた時に、Aの方はお金を残したい、Bの方は地位や名誉を残したい、そして、Cの方は生き方を残したいと言われました。
やはり、Cの正しい生き方を教える事が大切なのではないでしょうか?
誰が?
それは幼稚園や学校ではありません。
幼稚園や学校はあくまで集団生活の中で、一人一人しっかりと教育を行う応援団であり、やはり子育ての主役は親、保護者の方々による家庭教育です。
将来子ども達がそして、孫達が明るく元気に人生を歩まれる様に是非共力強い生き方を残してあげて下さい。
特に小学生迄の教育がその後の子どもの一生を左右すると言われています。
乳幼児期の今が大切です、頑張って下さい、応援します。