桜の花が満開の時期を迎えました。
例年では、花見を含め、春を満喫出来る時期ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で世界中に感染が拡大し、多くの大切な人命が失われ、私達の不安も大きく、心を重くしています。
各種イベントの中止に外出の規制、更に世界中に夢や感動を与えてくれるビッグイベント、オリンピック・パラリンピックの延期も決定されました。
選手の心理、体調面や会場、ボランティア、ホテル等々、その経済的損失は計り知れませんが、中止ではなくて本当に良かったと思います。
只、現状に於いては、国内や海外で今後更に感染は拡大傾向にありますが、何より人命が最優先される中で、歴史上、ペストやチフス、ポリオ等に打ち勝ってきた様に人類はこの見えない敵を乗り越えていかなければなりません。
先日、“FUKUSIMA50”と云う東日本大震災時の原子力発電をテーマにした映画を見る機会がありました。
当時の現場の厳しく、悲惨な状況のほんの一部でしょうが、人々の想像を絶する戦いに心を打たれました。
まだまだ課題は山積みですが、ラストシーンの綺麗な桜並木が印象的でした。
今後の早期の終息を願うと共に、国や各機関の要請を守り、一人一人がしっかりと判断をして行動をしていく必要があります。
暗い話題ばかりが続くので最後に明るいニュースを一つ。
今年も昨年に続いて、大阪府私立幼稚園連盟より5人の先生方が勤続の表彰を戴きました。
5年目の先生が3人、10年、20年の先生が1人ずつであり、幼稚園にとりましても誠に嬉しい事です。
各々この日を迎える迄、楽しい事よりも苦しい事の方が多かったかも知れませんが、子どもの笑顔と成長を励みに本当によく頑張ってくれました。
心からお祝いをしたいと思います。
常々、子宝幼稚園では、その名の通り、子宝であると同時に、“先生が宝”だと思っています。
教育は奥の深いものであり、更なる高みを目指して欲しいと願っています。