以前の発表会では年少児も劇を行っていましたが、現在はオペレッタ(音楽劇)に
変わりました。
そして、年長児でもコロナ禍の飛沫防止の為だけではなく、ダンス教育の必須化を踏まえて劇からダンスへと変更致しました。
また、発表会で年長児が行っていたピアニカ奏は12月の参観時に披露し、先生合奏に於いては遠い昔の話となりました。
卒園式も以前は、舞台上でお辞儀をしてから降りて着席、名前を呼ばれて大きな声で返事をして起立、式の間はずっと前を向いたままでした。
しかし、今は舞台上で名前を呼ばれたら「はい!」と返事をしてから降りて着席。
お別れの言葉は、全員が舞台上に整列して、保護者の方に凛々しいお顔を見て頂けるようにしました。
園庭で風船を飛ばした後に、今までは徒歩通園の年中児や兄弟の園児が卒園児に踊りをプレゼントしていましたが、現在は教職員がお花のフープで作ったトンネルを卒園児達がくぐり抜けます。
卒園式に向けた練習の時間を必要以上に取るのではなく、卒園・進級までの貴重な時間をできるだけゆったりと充実した時間となる様に考えました。
さて、令和3年度は東京夏季オリンピック、北京冬季オリンピック・パラリンピックがコロナ禍の中で開催され、多くの感動と勇気を私達に与えてくれました。
しかし、平和の祭典が行われた年に、東欧に於いて戦争が起こっている事は極めて残念で、毎日無惨な報道を目にして心が痛みます。
太古より人間の争いは、世界のどこかで絶える事なく多くの人々が亡くなっています。
建物等の破壊のみならず心が壊され、特に女性や子どもが犠牲となります。
改めて、話し合いで早期の終戦を望まずにはいられません。
平和と自由の有難さを痛感し、コロナ禍とは言え元気に過ごせている事、衣食住に不自由していない事に感謝です。