入園・進級をされて1ヶ月、子ども達も新しい環境に適応しようと必死に頑張り、少しずつ確実に幼稚園に慣れてきてくれています。
４・５月、この時期は各学年ともに、元気に楽しんで幼稚園に来てくれる事を第一に、笑顔の輪、友達の輪、そして、おはようの輪の３つの輪が広がる様に取り組んでいます。
また、ゴールデンウィークをはさんで、こいのぼりや大好きなお母さんへの母の日のプレゼント作りに、10日（年長）、12日（年中）、17日（年少）と3日間に分けて、参観・懇談が行われました。
お歩きの方は、毎日園の様子を見られますが、バス通園の方は初めてであり、園での様子はどうなのか、どの様な担任の先生なのかと心配された事だと思います。
しかし、子ども達は、お家の人が来てくれるのを楽しみに、いつもと同じ様に、否、いつも以上に頑張ってくれた様です。
今回、参観で集中して取り組む子どもの様子を見て頂き、20分間の懇談では、現在迄の子ども達の姿をエピソードを交えてお伝えすると真剣に時には笑みを浮かべて聞いて下さいました。
懇談後には、心を込めて作った母の日のプレゼントを“ありがとう”の言葉と共にお渡しすると皆さん大喜び。
素敵な笑顔が溢れていました。
そして、最後は、ふれあいタイムを設けました。
さて、今年度最初の参観・懇談を終えた若い先生はもちろん、何度も経験している先生からも、
「すごく緊張しました〜」
「前の日は寝にくかったです。」等々。
という声も聞かれましたが、その表情の奥には全力でやり遂げた満足感が見られました。
思い返せば・・・、私が教師だった頃、初めての参観・懇談の緊張はそれはそれは大きなものでした。
大勢の人の前に立ち、話を進めていく事は簡単ではありません。
ならば、やらなければ良いという事ではなく、保護者の方との信頼関係を深めていく為には絶対に必要なものだと考えています。
先生達も今回の反省を踏まえながら、一つの自信として、良き先生への階段を昇って行って欲しいと思っています。
この参観をご覧頂き、保護者の方々には、少しは安心して頂けたのではないかと思います。
しかし、これからが本格的なスタートです！！
