こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

遊び=運動の大切さ!!

先週の14日(土)に運動会を開催しました。

 

今年は人数制限もなく、沢山のお家の方に見て頂き、子ども達も何より嬉しそうで頑張ってくれました。

 

保護者の方々には大いに感謝です。

 

さて、近年のコロナによる行動制限の為に運動量が少なくなった事に加えて、今年は例年以上の猛暑で、小中学校の運動会では熱中症で倒れる子ども達のニュースを耳にしました。

 

子ども達の命を守り、健康で学校生活を送る事が一番ですから、戸外での活動を減らし、運動会での演技の到達目標を低くする事や練習時間も短くして安全に安全にと対策が取られています。

 

確かに安全第一ではありますが、それでは子ども達の運動能力が低下するばかりで、すぐに「疲れた…」と口にするのは当然です。

 

私は、幼児期に極めて重要なものは、十分な遊び=運動だと思います。

 

だからこそ、毎日の外遊びで体をたくさん動かす時間を取っています。

 

4月当初から毎日外で遊ぶ習慣を付けていると暑さに慣れる体づくりが出来て、熱中症のリスクも低くなると考えています。

 

初夏の6月から9月の残暑にかけて、先生達が水分補給に留意しながら外遊びを続け、元気に園庭を走り回る子ども達を見ていると、どんどん体力が向上している事を実感します。

 

安全対策だけを考えて、子ども達の大切な運動の機会を短縮してしまっては、心肺機能も丈夫にならず、子ども同士のコミュニケーションの不足や満足感も得られません。

 

又、その事が室内での集中力の不足を生む場合もあります。

 

大人がしっかり知恵を出し合って良い加減の活動を考えていく事が重要だと思います。

 

そして、それを重ねる事によって、知育、徳育、体育のバランスの良い子ども達が育ってくれる事を願っています。