子宝幼稚園では、子どもを励まし、やる気を起こさせ、成功体験が増える事によって自信をつけさせる事を大切にしています。
そのように自信を持つ事によって、他の事にもチャレンジをしたり、苦手を克服する意欲が生まれると考えています。
本園の教育の象徴の一つが年長組の竹馬指導です。
落ちずに10m歩けると、幼稚園で唯一の表彰状をお渡ししています。
人の能力は様々であり、得意不得意があります。
少しの練習で合格をする子ども、何回も何回も落ちてしまう子ども、それでも起き上がり、泣かずに自分から取り組んだ結果、今年も113人全員が合格しました。
年長児にとってはやや高いハードルかもしれませんが、竹馬で10mを歩くには身体のバランスや集中力が必要です。
11月から竹馬テストは始まったわけですが、そこからの道のりは長く、寒い日でも挑戦をする姿はとてもたくましかったです。
合格した時には笑顔を浮かべる子どももいれば、ホッとして嬉し涙を流す子どももおり、喜び方も様々でした。
この経験や頑張りが進学に向けて、将来に向けての大きな糧になると信じています。
その姿に、指導をしているクラスの先生や友達だけでなく、クラス以外の先生も感動をしている姿がとても印象的でした。
自分の子どもの時を思い返してみると、果たしてこんなに頑張ることが出来るのか、泣きじゃくって取り組めないのではないのかと思ってしまいます。
そう思うと子宝幼稚園の子ども達のハートは強いです。
そんな子ども達のたくさんのハートに包まれて、全員合格というニュースは、私にとっての1日早いバレンタインプレゼントになりました。
みんなよく頑張りました。