こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

春風に乗ってスタート!!

平成30年度がスタートしました。


今年もかわいい子ども達が沢山入園をしてくれました。


少子化と呼ばれて久しい時代であり、認定子ども園化が進む中で、本当に嬉しくありがたい事です。


今迄の家庭で愛情一杯に育てられ、親子の家族の絆を深められた子ども達はこれからの人生の中で大きなエネルギーを得られた事だと思います。


今大切なお子さんをお預かりして一週間が過ぎる中で泣く子や怒る子ども、我慢する子どもに、楽しく遊ぶ子ども、走り回る子ども達と様々ですが、一日一日と適応される力が大きく、改めて3歳は母子分離がスムーズに進む年齢だと強く感じます。


進級した子ども達を含めて早く友達や先生を好きになって、楽しい幼稚園生活を過ごして頂きたいと思っています。


先生達も今年はベテラン、中堅、若手に、有望な新卒の先生も就職をしてくれました。


更に育休から復職の先生と、子育てが一段落してパート勤務で戻ってくれたOGの先生、安全を見守って頂くシルバーのおじさんの37人のスタッフで過去最多となりました。




教職員が一丸となって、少しゆとりを持って、子ども達が更に楽しく、大きく成長出来る様に頑張っていきたいと思います。


春が来た!

春の交通安全運動を前に・・・正しい歩き方・渡り方を教えて頂きました。


交通ルールは守ります!



お絵描きも上手になった年少さん。


力を合わせて、電車やディズニーランドを作り、その後みんなで遊びました。


・年中さんになったら・・・4月から来てくれる年少組さんに


Mちゃん「優しくしてあげるー!」
Tくん「泣いたら助けてあげるー!!」
Rちゃん「どこも痛くない?って、バンソウコウ貼ってあげるねん!」
Yちゃん「Yは一緒にお砂場でお山作ってあげる!」


嬉しい言葉が返ってきました。



年中さんの廃材遊びでは、以前は好きなものを作ろうといっても悩む子どもが多かったのですが、みんなとても生き生きしていて、自分のイメージを持って切ったり、貼ったりしていて本当に楽しそうでした。


少しずつですが、年少さんからの積み重ねによって、製作の力や想像力も養われているのを感じます。



年長さんは、ひらがなを書くのも上手になり、お家の人にお手紙を書ける様にもなりました。


又、みんなで考え、力を合わせた卒園の共同製作も完成です。



・将来は・・・


Nくん「僕なー、ママにジャニーズに入ろかなって言ってるねん。ママはいいんじゃない?って言ってるけど、今はまだ入らないで家におる!」
先生「そうかー、ママのそばがいいもんね!」
Nくん「でもな、入るは、入るねん」


・卒園迄あと少し


Kちゃん「先生、大好き!小学校行きたくない!!」
先生「小学校も楽しい事いっぱいあるよ!」
Kちゃん「イヤや〜、だって先生と一緒にいたいもん!」


嬉しい言葉ありがとう、先生も寂しいよ、小学校へ行っても忘れないでね!!




今年度も子ども達はもちろんですが、役員さんや保護者の方々に、そして、地域の方々に力強く支えて頂いて、まもなく幕を閉じようとしています。


感謝!感謝です!


先日、ある保護者の方から嬉しい一言!


「先生達、みなさん、仲がいいですね!」


これが子宝の一番の良さかもしれません。

もうすぐ春ですね

少しずつ暖かくなり、桜のつぼみも膨らみ、春の訪れを感じます。


子ども達は進級・進学の期待と不安を抱えながらも一日一日を大切に友達や先生と過ごしてくれています。


発表会での子ども達の声、そして、その後も園生活を満喫している様子が『子ばなし』から見えてきます!!


・今日はいよいよ発表会・・・


 Tくん「楽しみー!」
 Sくん「おばあちゃんもおじいちゃんも来てくれるねん!」
 Mちゃん「わたしも!かっこいいとこ見てもらうー!」


 Yちゃん「ドキドキする〜」
 H&Y「わたしも〜」
 Kちゃん「わたしは楽しみ!」


 Kくん「お客さんいっぱいおったな」
 Mちゃん「めっちゃドキドキしたけどいっぱい拍手してもらって嬉しかったな!」
 Nちゃん「うん、楽しかったー!」


 Rちゃん「Rのお母さん泣いてた〜」
 Kちゃん「Tくんのお母さんも泣いてたでー!」
 Hくん「あのさ!ママがニコニコしてたー!」
 Yちゃん「もう1回したい!!」




・ひなまつり会で・・・


 Yくん「(甘酒[カルピス]を飲んで・・・)よっぱらってきたー!!」
 Yくん「飲みすぎたらあかんで、パパいつもママに怒られてるから・・・。」


 Hちゃん「私、おひなさまになりたい!おだいりさまはパパがいいなぁ」




・年長さんの給食バイキングで・・・


 Sちゃん「なんでお姉ちゃんの時なかったん?お姉ちゃんも呼んできてあげたいな・・・。」
 Kくん「めっちゃ食べたわ〜、楽しかった〜!もうバイキング最高!!幼稚園も最高!!」




・お外遊びで・・・(年中)


 Kちゃん「先生、うんてい全部できた!」
 Hくん「縄跳びができる様になった!」
 Kくん「逆上がりができたよ!」


 Sちゃん「縄跳び2回は跳べたけど疲れた」
  先生「ちょっと休憩したら・・・。」
 Sちゃん「休憩してるのもったいないわ!練習したら上手になるねん!」





Cくん「先生!先生ってさあ、言ったら悪いけど・・・。」
先生「え!何?」
Cくん「子どもみたいやね・・・。」
先生「・・・。」

子ども達のオリンピック!?


冬のオリンピックが中盤を迎える中、スピードスケートの小平、高木、ジャンプの高梨、ハーフパイプの平野、ノルディック複合の渡部、モーグルの原の各選手が好成績を収められ、更に日本の誇るフィギュアの羽生、宇野、ジャンプの葛西選手達の活躍も楽しみです。


連日の報道で、メダリスト達の笑顔の陰に、これまでの本人の歩まれた努力や苦労は、私達の想像を絶するものであり、その主役達のインタビューを聞いていても数々の挫折を乗り越えて掴んだ栄光の嬉しさに驕ることなく、そして、周りの方々への感謝や、その謙虚な発言に素晴らしい人間性を感じます。


心から「おめでとうございます。お疲れ様でした。」の言葉を送りたいと思います。


そして、スポットライトを浴びる主役達の一方で、残念ながら結果の出なかった選手達も精一杯頑張りを見せてくれました。


是非、下を向かずに胸を張って日本に帰って来て頂きたいと思います。




さて、幼稚園の冬のオリンピックともいえるのが、間もなく行われる生活発表会、“主役は子ども達全員”です。


12月迄に子ども達本人の意志や他の役柄との兼ね合いも含めて、クラスで話し合い、最終的には、1月の始業式の翌日に決定となります。


保護者の方々にも色々な思いがおありでしょうが、子ども達の思いを大切に、ご理解を頂いている事が有難いです。


そして、歌、合奏(ピアニカ年長のみ)と劇(年少は音楽劇)or お遊戯と一人2つの演技を保護者の方々に見て頂けるのを楽しみに子ども達は練習に励んでいます。


又、先生達もそのご期待に応えられる様に妥協をせず、子ども達が笑顔で、堂々と舞台に立てる様に導いてくれています。


当日は、欠席0を願っています。


どうぞお楽しみにして下さい。


又、幼稚園では、かわいいお子さん、お孫さんのお姿を、お仕事や遠方の為にお越しになれない方もいらっしゃると考え、進級・卒園の御祝にDVDを全員にプレゼントしています。


かわいい姿は、何よりの一生の宝にして欲しいと考えています。

もうすぐ節分


いよいよ2月に入ります。


今年は例年以上の寒波の到来であり、大雪で各地で混乱や事故、被害が出ております。


更に、インフルエンザが大流行で、小・中学校でも学級閉鎖や学年閉鎖という話も聞きます。


本園では、現在の所、全体でも数人の発症に留まっていますが、今後、園内に於いてもうがい、手洗いの徹底、一人一人の毎日の体調や室内換気に十分注意をしていきたいと思っています。


又、子ども達には日頃より、よく遊び、よく食べ、よく寝る事が大切だと伝えています。


今は、発表会の練習の真っ最中ではありますが、歌・合奏、オペレッタ、劇、お遊戯にと頑張ってくれています。


近々HPの園児アルバムに練習の様子を掲載する予定です。


しかし、練習一辺倒にならずに、毎日の外遊びはもちろん、節分を前にお面作りやお絵描き、粘土等々楽しくバランスよく進めています。


さて、節分と云えば、私が小さい時には、2月3日に各部屋を回って、「福は内、福は内」と大きな声で豆をまき、最後に外に向かって、「鬼は外、鬼は外」と家内安全、幸せな一年を願っていたものです。


園でも豆まきはしますが、いつの間にか家の中にいる鬼というよりも、自分の心の中にいる鬼、例えば、“わがままな鬼”、“いじわるな鬼”、“嫌いな食べ物が多い鬼”等を追い出して、自分を見つめ直して欲しい、もっと良い子になって欲しいと云う形に進化(!?)しているのです・・・。


西郷どんではないですが、子どもは“家庭の宝”、“国の宝”です。


私達は幼児期という限られた時間ではありますが、大切な期間を少しでも保護者の方のお力になりたいと考えています。



45周年事業完成!!

新年明けましておめでとうございます。


今年も子ども達が、「今日はこんな事がしたい!」「先生、今日は何をしてくれるの?」と目を輝かせて登園してくれる幼稚園にしていきたいと思っています。


さて、今年度は、創立45周年を迎えており、年長さんがいる間に何か“子ども達の為の事業”が出来ればと考えていたのですが、冬休みの間に工事を行い、大型遊具の前面に色鮮やかな安全マットを設置する事をひらめきました。


これにより、子ども達の大好きな遊びの活動がより楽しく安全になる事でしょう。




人間にとって、何といっても必要な事は健康であり、幼児期、児童期に於いて、良き生活習慣等と共に、自分で選択をして十分に遊ぶ環境と、時間の確保が大切です。


そして、その様な全身運動は脳の発達を促します。


先生のお話を聞く時の集中力にも影響し、小学校以降の学業やその後の豊かな充実した人生に繋がると信じています。



『遊ばないと人間になれない』


『人間は生きる為に必要な全てを“遊びを通して学ぶ”』


と云われる位に遊びは大切です。


遊びを通して、走る、跳ぶ、登る、ぶら下がる等の運動能力の向上はもちろん、楽しく遊ぶ為にはルールがあり、順番を守る事、譲る・譲られるといった協調性を得られます。


自己中心的な行動ではなく、感謝の気持ちや相手の立場も考えて行動する社会性は外で元気に遊ぶ中でこそ、身に付けられるものだと考えています。


たくさん学び、たくさん遊んで社会に適応していける力を持った大人へと成長してくれる事を願っています。