こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

三人寄れば、文殊の知恵 

利晶の杜には、堺市出身の有名な千利休与謝野晶子の資料が展示され、多くの方々が来館されている様です。

 

もちろん、歴史、文化、伝統のある堺市には多くの偉人、有名人が輩出されているのですが、案外知られていないのですが、幼稚園から歩いて約10分の距離にある家原寺。

 

ここ家原寺は、俗に“知恵の文殊さん”と呼ばれ、学問の神様として有名であり、毎年受験シーズンになりますと、合格祈願に多くの方が参拝に来られます。

 

開祖は行基上人、奈良時代に広く民衆を救うという仏教本来の姿を取り戻すべく、迫害を受ける事もありましたが、一生を民間布教と、狭山池や久米田池や鶴田池などの貯め池造りを始めとした社会事業を行い、人々より尊崇されました。

 

その後、聖武天皇の大仏像造営に協力し、日本で初めて大僧正に任命されました。

 

三人寄れば、“文殊の知恵”と言われる様に、頭を寄せて話し合えば良き考え、意見が出るとの例えです。

 

幼稚園でも伝統を大切にしながらも時代、状況に応じて、子ども達により楽しめる日々の活動、そして行事となるべく、知恵を絞って頑張ってくれています。

 

同じ事を続ける事も大切ですが、その上でよりベターを目指す先生集団となるべく、今、運動会も楽しみです。

 

キラキラした瞳でありますように!!

入園願書配布も随分様変わりしました。

 

時期は、10月1日と変わりませんが、2年保育と1年保育だったのが、平成に入って3年保育がスタートし、その後、満3歳児保育が始まり、施設によっては、2歳、1歳、中には0歳児の親子教室を実施している園もあります。

 

一部を除き、ほぼ全ての施設がいつでも入園でき、本園でも以前の様に先着順で並んで頂いたり、抽選があった事は今となっては信じられない状況です。

 

そして、保育士不足が叫ばれる中で、他園も同様であるかと思いますが、良き人材の採用、育成、退職防止に努めつつ、子ども達の成長、保護者の方のご期待にお応えすべく、日々起こる様々な保育施設や子育てに関する事故等を他山の石とせず、全員が共通理解をして、子ども達の安全と幸せの為に取り組んでいきたいと思います。

 

保護者の方が大切な幼児期、大事なお子さんを預ける施設を選択される時、費用が安いから、家から近いからという理由のみで選ばれる事は果たして正しいのでしょうか。

 

子どもの幸せの為に、何を一番に優先すべきかを考え、足を運ばれたり、色々と事前に調べる事が大切かと私は思います。

 

私も色々な事に目を向け、情報を取捨選択しつつ、考え、園の運営を進めていかなければいけないと日々考えています。

 

何も考えず、ボーっと生きていると、NHKのテレビではないですが、チコちゃんに叱られてしまいますもんね(笑)

 

 

自画自賛になりますが、子ども達も先生達もキラキラした瞳の子宝幼稚園を選択してもらえたら喜ばしい事です。みんなの様子を掲載してみました。

 

【満3歳】

 

【年少】

 

【年中】

 

【年長】

 

 

先日、どろんこ遊びをしましたが、子ども達に負けず、先生達もキラキラした目で取り組んでくれていましたよ。

 

 

いよいよ2学期!!

夏期保育が始まり、日焼けした子ども達が園に戻って来ました。

 

少し緊張気味の子もいましたが、泣く子は殆どおらず、「おはよう!」と元気に登園し、すぐに友達と遊び始めました。

 

夏休みの思い出をたくさん話してくれましたが、その表情に楽しかった事が表れていました。

そして、先生達も夏休みに十分リフレッシュし、2学期に向けて充電できた様です。

 

4年ぶりに行動制限の無い夏となり、様々な所に出かけたお土産もたくさん集まりました。

 

お土産話で盛り上がり、チームワークも更にパワーアップしています。

 

また、夏休みの間に音楽等の研修に参加したり、絵画の園内研修を行って、指導力の向上も計りました。

 

2学期も子ども達と一緒に有意義な時間が過ごせる様、邁進していきます。

1学期を振り返って

園では、『わくわく子ばなし』と題して、先生達が聞いた子ども達のクスッとなるようなつぶやきや子どもならではのかわいい表現を保護者の方に年に数回ご紹介していますが、その中から私が印象に残ったものを抜粋しました。

4月

  • 登園初日に・・・(満3歳児クラス)

 朝から涙を見せずに楽しそうに遊んでいたTちゃんでしたが、昼頃に急に大声で泣き出し、

Tちゃん「〇△×□~たい!!」

先生「お母さんに会いたいの?お家に帰りたいの?」

と、聞いても泣き続けるので、よく耳を澄まして聞いてみると、

Tちゃん「そうめん食べたい~!!」

 

  • 4月当初、トイレで・・・(年少組)

Kくん「先生!見て!おしっこ出た!!」

先生「Kくん、すごいね!!」

Kくん「もうこれでバッチリやわ~!!」

 

 

5月

  • 転んで、泣いている年少さんを見つけて・・・(年長組)

 Tくん「どうしたんや!?あー、これは痛かったな・・・。

      お兄ちゃん来たからもう大丈夫やで!!」

 

  • 大きくなったら何になりたいか?」という話になり・・・(年長組)

Rくん「大きくなったら王将の人になる!」

先生「食べに行くね!」

Rくん「パパにも言ったら、パパも来るって言ってた!

    餃子とかラーメン作る!で、王将やめたらお寿司屋さんになる!」

 

 

6月

  • 七夕製作で・・・(年少組)

織姫様と彦星様を作り、完成して

Tくん「ママとパパみたいやな!」

Kくん「そうやな、ママかわいい♡」

 

  • おおとりウイングスのスイミングレッスンの帰りに・・・(年長組)

Hくん「ウイングス楽しかったなー!」

Rちゃん「このまま公園行こー!」

 Tくん「イイネ!!」

Kちゃん「でもお腹空いたからご飯も食べたい・・・。」

 

7月

  • 幼稚園祭の練習で・・・(年長組)

先生「幼稚園祭の日は、お家の人とも一緒に踊るよ!」

みんな「えー!!」

Rくん「ママ、踊り難しいけどいけるかな?」

Kちゃん「いっぱい教えとく!!」

 
  • 七夕の願い事の話になり・・・(年中組)

先生「短冊のお願いに何を書くの?」

Sくん「こだからようちえんの先生になりたい!」

Nくん「僕も先生がいい!」

実は、現役の先生に卒園児もいるんですよ。

 

 

1学期も残すは、21日(金)の幼稚園祭のみで、暑い中、子どもや先生も頑張ってくれています。

 

保護者の方もお楽しみにして下さい。

 

この1学期は、コロナウイルスが5類へと移行された事によって、人々の日常も通常生活に戻りつつあり、その有難さを感じた日々だった様に思います。

若葉たちのアート part2

5月の母の日、そして先日の父の日に子ども達は心を込めてプレゼントを作りました。

 

「いつも ありがとう!!」の言葉を添えて手渡しするとお母さんやお父さんもニッコリ、「ありがとう!(^^)!」

 

こんな会話があると子育ての大変さや日々の疲れと苦労も吹っ飛び、癒されるのではないでしょうか。

 

しかし、現実社会は物価高に上がらない給料、様々な人間関係等、厳しい状況です。

 

“子どもは3歳までに一生分の親孝行をする”と言われていますが、3歳までに沢山の幸せな気持ちを与えてくれる子ども達、そして、この「ありがとう!!」を支えにしてこれからも良き家族関係を築いてほしいものです。

 

さて、前回のブログでのお約束通り

 

満3歳児と年中児のアート達です。

 

満3歳児

 

現在、ひよこ組は7名、みんな仲良しです。

 

 

年中児の絵画は、元気いっぱい、画用紙からはみ出しそうです!

 

若葉たちのアート

入園、進級から2ヶ月が過ぎ、随分子ども達も園生活に慣れ、元気に幼稚園に登園してくれ、友達関係も広がり、様々な活動に積極的に取り組んでくれています。

 

年少さんの絵画です。楽しそうに描いていました!

 

年長さんの絵画は、力作揃いです!

 

次回は、年中さんの絵画を掲載します。

お楽しみに!!

子どもの輪、先生の和


入園,進級してから1ヶ月余りが過ぎ、お家の人と離れて毎日幼稚園に通う生活にも少しずつ慣れてきました。

 

お友達や先生と一緒に遊んだり、体操をしたり、室内では歌や紙芝居、製作やお絵描きと色々な活動に喜んで参加してくれる様になってきました。

 

そして、今年度は母子分離が極めてスムーズに進みました。

 

公園への遠足や各学年の参観といった行事も終えて、この一か月の成長が見られ、保護者の方にも少しは安心して頂けたと思っています。

 

コロナ禍の3年間を経て、感染症法上5類になった事で様々な行事に取り組みやすくなります。

 

3年ぶりに新任職員の歓迎会も行いました。楽しく和やかな時間を過ごせて親睦を深める事ができました。

 

年齢も様々、子育て経験のある先生、OGの先生の復帰、他園での経験がある先生と良きスタッフに囲まれ、今までで一番⁉と思える位の顔ぶれで本当に嬉しい事です。