こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

運動会を終えて

今年の運動会は、予備日までも天気予報が悪く、平日は難しいお父さんや遠くから来て下さったおじいさん、おばあさんがいらっしゃる事を耳にすると、何とか19日に出来ないものかと祈る思いでした。


雨音に何度も目が覚めて、朝になっても雨が残る中、迷いに迷い、“くもり”の予報を信じて、2時間遅れでの開始を決定。


決めた以上、少しでも良い状態で、子ども達が取り組める様に、みんなで小学校の運動場の水取りを始めたものの、ポツポツ来る雨に不安と闘っていました。


しかし、子ども達のやる気満々のエネルギーと保護者の方々、そして、先生達の熱い思いに支えられ、演技を進めて行く事が出来ました。


全プログラムを実施する事は出来ませんでしたが、いつも以上に印象に残る運動会になった気がします。




保護者の皆様にもご理解とご協力を頂きましたが、賛否両論のご意見があったであろうと思います。


その中で、“やってもらって良かったです。”、“子どもの成長に感動しました。”、“先生達も大変でしたね。”とお声を掛けて下さった事に少し安堵しました。


これからも100%支持して頂く事は難しいものですが、出来る限り、そこに近づける様に知恵を絞って行きたいと思います。




この運動会を通して、子ども達が手に入れた自信は、これからの成長に大いに役立つ事でしょう。


そして、先生達も一つの行事をみんなで乗り越えた事で、ますます保育に力が入っていきます。


そんな先生達の心情もご紹介してみます・・・。




・今回、プログラムが大幅に変わった事で、お手伝いや流れも白紙に戻り、不安な中であったが、全員で協力をして、少しでも良い環境の中で子ども達を迎えられる様にとの先生一人一人の子ども達への熱い思いを感じた。


・雨の為、2時間遅れの状態でも、先生達が笑顔で今後の相談をし、今出来る事の対策を考える事が出来たのは、やはり日頃のコミュニケーションによるもので、チームワークの良さを強く感じた。


・子ども達は、雨が降っていようと地面が柔らかくても関係なく、沢山のお客さんの見てくれている中、堂々ととても良い表情で頑張ってくれていて、終わってから話をすると、感極まってしまった。


・背中が濡れても一言も文句を言わず、満足そうな笑顔の子ども達であり、強くたくましく成長している事を保護者の方と一緒に感じられるこの場に立ち会えて本当に嬉しい時間となった。


・小雨が時々降る時もあったが、一番有難かったのはお客さんの温かい声援だった。沢山の方から大きな拍手をもらえ、それはきっと子ども達の心にも届いたと思う。


・プログラムの変更、短縮で子ども達の様子も心配でしたが、いつも通りの笑顔がキラキラ輝いていて、とても感動し、思い出に残る運動会となった。


・年長さんの旗に、私も他の先生達もみんな泣いていた。私もこんな感動させられるものを子ども達と作りたいなと思ったし、そんな先生達がいる園は素敵だなと思った。


・先輩の先生の対応は本当に素晴らしく、的確に今出来る一番を考える姿勢があり、全員で協力した運動会に一員として頑張れた事で、本当に嬉しい気持ちで一杯の一日となった。


・運動会後に保護者の方から沢山嬉しいお言葉を頂き、私自身も頑張ってきて良かったと思えた。


・解散の時に雨で十分に褒められなかったので、火曜日に沢山褒めて、一緒に達成感を味わいたい。