現在、24名在籍する先生の中には、結婚している先生やお子さんのいる先生もいます。
今回のブログでは、男の子二人を子育て中のN先生の“家族バンド結成の夏”のお話をご紹介したいと思います。
≪N先生のこの夏の思い出レポート≫
みなさん、“エレクトーン・ジャム”って聞いた事があるでしょうか。
毎年、夏に行われている三木楽器のイベントで、エレクトーンを含むその他様々な楽器やボーカルもありの大会です。
2年前には子宝の卒園生で私の教え子さん家族もエレクトーンとバイオリンで出場しているのが三木楽器のブログに載っていて、いつか家族で出てみたいなと憧れていた舞台でした。
出場に向けての第一歩は、次男の説得。
彼はマイペースで、省エネタイプなので、人前で演奏する為の努力をするプロセスがまず、性に合わない・・・。
「じゃあ歌うだけでいいよ。」と、選曲は朝ドラ「ごちそうさん」のテーマ『雨のち晴レルヤ』に。
次男のやる気に火がつくのを気長に待ちつつ、残りのメンバー(私&長男:エレクトーン、夫:ウクレレ)で練習を開始したのが春頃でした。
すると次男、「歌うのは嫌や!!歌うぐらいやったらなんか弾く!」とエレクトーンとピアニカでの参加を表明。
家族バンド「ウピパラズ」結成の瞬間でした。
8月10日の予選は、ハーモニーパーク心斎橋。
台風直撃の中、ドキドキの演奏は、途中でリズムがずれたりと反省点は多かったものの、ここまでよく完成させたなと達成感もあり、特に次男はめずらしく「楽しかった」と満足そうで、それだけでも出た甲斐があったというものでした。
ところが、数日後、郵送されてきた予選結果は、なんと本選への通過!!
これはえらいこっちゃと焦りまくって体調を崩したりしたのは私だけで・・・。
男たちは「やった!やった!」と大喜び。
この温度差からくるケンカ等も織り交ぜつつ、8月31日、ついにビルボードの舞台に立ったウピパラズ。
その時の私の心境は、「ああ、これが夢だったらいいのに・・・自分の事じゃなかったらいいのに・・・どうしよう、すごーく失敗したら・・・。」
他の出演バンドの上手な演奏を聞きつつ、ますます気後れする私。
平常心っぽい夫と長男。
あくびばかりする次男。
ですが、演奏が始まってしまえば、なんとか無事に4分が過ぎ、温かい拍手を頂いてホッとしました。
お昼に始まった大会も60組が終える頃には日没。
審査をされる富岡ヤスヤさんのトークと歌う講評が素晴らしく、引き込まれました。
そして、審査発表。
まさか選ばれるわけもないので、ぼーっと立ち見していたら、なんとファミリーアンサンブル賞を頂いてしまいまして、大変、恐縮・・・。
びっくりしすぎて、表彰される長男の動画を撮り損ねました。
そんなこんなで、あれからまだ一ヵ月。
随分昔の事の様に感じるのは、ウピパラズが活動休止だからでしょうか。
次、また、4人で演奏する時が来るのかな。
N先生のご家族の温かい雰囲気が伝わってきますね。
私の家族も含め、日々生活する中において、色々な問題が起きる事もありますが、家族が協力して、何かを成し遂げた時に生まれる一体感は素晴らしいものです。
これからも山あり、谷あり一つ一つ乗り越えて、家族の絆を深めていきたいものです。