楽しかった夏休みの思い出を胸に、黒く日焼けして、ちょっぴりたくましくなった子ども達が元気に登園してくれています。
先生達も、子ども達と同じように充実した夏休みを過ごせた様です。
家族や友達と色んな所へ旅行へ行ったり、新たな事に挑戦したりと、この夏休みを通して、日頃出来ない時間を過ごし、リフレッシュしました。
その様子を今岡先生と辻子先生にリポートしてもらいます。
<今岡先生>
今年も、友達の家族と16人で、三重県の海山にキャンプに行きました。
3日目にイカダレースに参加することになり、私も小学生3人と一緒にチームを作りました。
チーム名は、「美佐子ビューティーズ!!」
お友達がTシャツも手作りしてくれて、気合い十分。
賞金もあったので頑張って漕ぎましたが、入賞できずザンネン。
司会の人の実況では、
「どれが美佐子さんですかね〜??」
「え!?あれはお友達でしょう。」
等と軽く「ビューティー」を否定されたりもしましたが、人生初のイカダレースは、とっても楽しくて、無事ゴール出来、良い思い出になりました。
<辻子先生>
私達は同期の先生と3人で徳島県へ旅行に行きました。
メインは吉野川のラフティングです。
一日目は観光で、あいにくの雨だったのですが行きたい所へ全て行くことが出来ました。
徳島県の人達は、バスも停留所ではない所まで連れて行ってくれたり、傘を貸してくれたりと、とても温かく優しい人ばかりでした。
二日目にラフティングをする予定だったのですが、一日目がすごい雨だったので、出来るかどうかとても不安に思っていました。
けれど、私は絶叫系が苦手で、一日目が充実していたので無くてもいいかなと少し思っていましたが、二日目はとてもいい天気になり、ラフティングをすることが出来ました。
吉野川は日本一の激流だそうで、初めはとても怖かったのですが、インストラクターの方がとても上手にボートを漕いでくれ、いつのまにか怖さが楽しさに変わっていました。
私は怖かったのですが、他の2人の先生は、高い崖からジャンプをして、泳いで岸まで戻って来ているのを見て、尊敬しました。
同じ日にラフティングをした方々とも仲良くなれ、とても楽しい時間を過ごす事が出来、また来年もラフティングをしに行こうと3人で話していました。
この同期の先生との旅行を通して、普段あまり知らなかった先生の一面を知り、今までより更に関係を深めることが出来ました。
もちろん、勉強も欠かせません。
子ども達との関わり方に関する講義や音楽・手遊び等実技的な研修を受け、多くを学び、先生として、一皮も二皮も剥けて成長して、子ども達の前に立ってくれると思います。
そんな研修の様子を郄野先生と神谷先生にリポートしてもらいます。
<郄野先生>
7月26日
『夏の芸術教育学校〜生きる力を育む子どもの心理学校〜』
講師:津村薫さん
私は、『生きる力を育む子どもの心理学校』の研修で、心について、特に感情について学びました。
中でも「感じてはいけない感情はない」という言葉が印象に残っています。
物事の事実や良し悪しを伝えるだけでなく、その前に気持ちに寄り添い、理解することで信頼を築き、言葉を届けるということを意識して、2学期以降、より子どもの気持ちを汲み取って関わっていくようにしたいと思います。
<神谷先生>
8月1〜2日
『幼児音楽教育夏期講座』
講師:大塚七三生さん、福留賢一さん
私は『幼児音楽教育』という研修に参加しました。
実際に子ども達の目線になって楽器を演奏したり、講習を受けたりし、最後は研修に参加された方全員で合奏をしました。
演奏前には緊張したり、不安な気持ちになる所もありましたが、講師の先生が「大丈夫だよ。間違ってもいいから楽しんでしよう!」とおっしゃった事で、安心して演奏出来た事が印象に残っています。
きっと子ども達も同じような気持ちで取り組んでいるのだろうと感じ、掛けてあげる一言の大事さを改めて考えさせられました。
得意、不得意ではなく、楽しんで音楽に関われるような環境を作っていき、又、私自身も子ども達と一緒に楽しみながら進めていきたいなと思いました。