こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

運動会

10月20日(土)に、お隣の深井西小学校をお借りして、無事に第46回運動会を行う事が出来ました。


当日が一番良い表情で自信を持って演技をしてくれる様に、先生達は子どもの気持ちを大切に、計画を十分に練って進めてきました。


その為に、決して練習一色にはなりません。


通常と同じ様に毎日の外遊びは欠かしません。


そして、室内では粘土遊びや、ピアニカにハロウィンのマント製作、絵画等、外では砂場やボール遊び、プカプカプールでも遊んで気分転換。


お芋掘りにも行きました。




そして、運動会当日。


当初はバラバラだったクラスの、学年の、そしてみんなの気持ちが一つになって素晴らしい運動会にしてくれました。


お忙しい中をお越し頂きました保護者の皆様方ありがとうございました。









運動会後の一言。


「頑張り過ぎたから、靴が破れたー!」


「カッコ良かったと誉めてくれた」


「次の日、めっちゃ寝た」


「楽しかったのはリレー、お弁当!」


「やっぱり先生達プロですね」とお母さんから


「お母さんが撮ってくれたビデオ揺れてた」(手が感動で震えていたようです)

The power of children !!

36℃、37℃と云う猛暑がずっと続くのでは(?)と思われた位の夏が、いつの間にか過ぎ去っていきました。


本庶教授のノーベル賞受賞や大坂なおみ選手の全米オープン優勝と云う嬉しいニュースはあったものの、台風21号が大阪に甚大な被害をもたらしただけでなく、北海道胆振東部地震等によって日本列島に大きな災害の爪痕を残しています。


尊い人の命が失われたり、建物の倒壊、ライフラインに大きな影響が出ました。


更に、農作物にも大きな被害が出、全てが平常に戻るには大きな時を必要としそうです。


“電気”が通っている事が普通となっている昨今、いざ止まった時にそのありがたさを実感するものです・・・。


幼稚園でも保育室のガラスにひびが入り、バスのガラス等が割れたり、屋根のプレートが飛び、フェンスの一部が破壊。桜の枝も太い枝が3本も折れてしまいました。


しかし、教職員の素早い協力により園庭を整備し、翌日から平常通りの開園が出来ました。


暗いニュースが続く中でも、人々の心を癒してくれるのはやはり子ども達の元気な声と笑顔です。


子ども達の「おはよう!」の元気な声が響き、運動会の練習に励んでいる様子を見ると私達も元気がもらえます。


そして、練習ばかりにならず、お絵描き、ピアニカ、英語等に楽しんで取り組んでくれていて嬉しいものです。


さあ、運動会まで2週間!


本番では、子ども達の元気が保護者の方に届き、きっと笑顔にしてくれるはずです、お楽しみに!!





夏期保育、そして、二学期へ

本当に毎年といっていい位、長期休みを利用して、幼稚園の補修や不足分を購入しています。


この夏は、各部屋にままごとの果物や野菜、そして、絵本等を増やしたので、楽しんで欲しいと思っています。


又、正門前とプール横は、雨が降ると小さい川となり、でこぼこが出来て、子どもが転ぶと危険な為に排水の工事を行いました。








長く暑い夏休みも終わり、思い出一杯の子ども達。先生達にも一人一人のお話を聞くのを楽しみにしています。


夏休みは、子ども達はもちろんですが、先生達にとっても日頃の身体と心のケア、そして、自己の課題や弱点の強化と園外での研修。更に見聞を広め、自己の世界を開く事も大切で、マリーナシティ、淡路島に鳥取、伊勢、東京、沖縄、ディズニーランド、中には海外の韓国やタイと充実したお休みを過ごしたようです。


そして、例年の様に、全員の先生達からの楽しい思い出話と共に、お土産を頂きました。






又、25日の午後には近くのさぬきやで職員の親睦会を行いました。


おいしい食事を頂いた後は、くじ引きで5つのチームに分かれてのゲーム大会で写真を使っての新人の先生の幼児期の写真当てやクイズにジェスチャーゲーム、踊りながらの“あるある子宝USA”で大いに盛り上がりました。


優勝チームには豪華(!?)景品もありました。




このチームワークで、さあ、二学期!


まだまだ残暑は厳しいですが、子ども達の体調に配慮をしながら、パワーアップした子ども達と楽しく過ごしていきたいと思います。


1学期の子ばなしより

在園児の保護者の方にお配りしている子ども達の声を載せた『わくわく子ばなし』というおたよりからいくつかエピソードを紹介します。


【年少】


●朝、登園してきて・・・
Rくん「先生、おはよう!もう上靴履けた〜!」
  先生「おはよう!え!? はやーい!そんなに早く履けるようになったの?すごーい!」
  Rくん「なんでやとおもう?」
  先生「なんでかな?」
  Rくん「年長のお兄ちゃんが横でずっと「がんばれー!」って応援してくれるから早く履けるようになってん!」


●好きな食べ物の話で・・・
  子ども達「ハンバーグ!!」「カレー!!」
そんな中、うれしそうに・・・
  Rちゃん「ママのおにぎり!だって、大好きの気持ちでギュッギュッってしてくれてるもん!」


●外遊びから戻ってきて・・・
  Iくん「あっつ〜!!お外めちゃめちゃ暑かったー!」
  先生「暑いねー、しっかりお茶飲んでね!」
  Iくん「暑いのは嫌やけど、お外で遊ぶのは楽しいねんな!」
  先生「そうだね、暑くても楽しいよね!」
  Iくん「すべり台も楽しいし、お砂場も好きやし、しっぽ取りもしたいし・・・。あ〜、お外行く時何しようか迷うわ〜!!」




【年中】


●ピアニカの保育で・・・
 Iちゃん「先生!かえるのうたできるようになったよ!」
   先生「え!?すごいね!!」
 Iちゃん「うん!「がんばるぞ!できるぞ!」って思ってお家で練習してきた!!」


●プール遊びで・・・
  Sくん「見て見て〜、顔つける練習してるねん!」
  先生「すごいね!!」
Hちゃん「Sくん、すごーい!私もパパとお風呂でいつも練習してるねん!」


●七夕まつりで・・・
  七夕まつりが大雨で延期になり、今回の大雨で被害にあった地域の人達の話を聞いて、お祈りして・・・
  Mくん「Mはな、困ってる人が元気になるように言った!」
Mちゃん「悲しい気持ちがなくなりますようにってお願いした!」
Aちゃん「Aはみんなが元気になりますようにって言った!」




【年長】


●先生のお誕生日に・・・
  Kくん「先生、おめでとう!!」
Nちゃん「何歳になったん?」
先生「う〜〜ん」
 と、濁していると・・・
  Kくん「あ!わかった!9歳?」
Nちゃん「60歳ぐらい?」
  先生「う〜〜ん」


●自由製作で・・・
  N1ちゃん「キリン作りたいんやけど、なかなか首が立てへんねん」
  N2ちゃん「じゃあこうしたら?
 テープを留めるところを変えてみる?」
 N1ちゃん「あ、ほんまや!立った!!先生見て!いけた!!」
   先生「本当だね!どうやったの?」
 N1ちゃん「N2ちゃんが教えてくれたねん!ありがとう!!」
N2ちゃん「いいえ〜」


●給食の時間に・・・
 みんなで毎日水やりをして育てたプチトマトが赤くなったので、切り分けて食べることになり・・・
  Tくん「僕、ちょっとトマト嫌いやねんな・・・。」
  Yくん「そうなん?おいしいのに〜、食べてみたら?」
  Tくん「う〜ん・・・。」
 しばらくトマトとにらめっこしていましたが、意を決してパクッ!
  Yくん「先生!Tくん、トマト嫌いやけど食べれたって!!」
  Tくん「Yくんの言う通り、食べたらおいしかったわ!!」

日常の感謝と減災

先日のサッカーワールドカップのロシア大会は、フランスの2回目の優勝で幕を閉じました。


日本代表は惜しくもベスト8には進めませんでしたが、コロンビアやベルギーという強豪国と熱戦を繰り広げ、大きな感動を私達に与えてくれました。


その期間中に、比較的地震が少ないといわれる大阪北部で地震が発生し、7月初旬には西日本を中心に豪雨による河川の氾濫や土石流により多くの方が亡くなられました。


心からのお悔みと共に、今も行方不明の方々がいらっしゃいますが、早期の発見をお祈りします。


そして、家屋の損壊や電気や水道等のライフラインの寸断によって、不自由な生活を強いられている方々にお見舞いを申し上げます。


一日でも早く日常生活を取り戻せます事を祈らずにはおれません。


改めて自然の脅威を感じると共に、どうすれば災害を失くせるのか、減災できるのか、早急な検証と対策が必要です。


又、各市より出されている防災マップの重要性を再確認をする必要もありそうです。


以前に、災害対策の方の講演で、災害の範囲が広くなる場合は、初期に救急車を呼んでも駆けつけるのは困難であり、公の助けを待つ“公助”よりも、“自助・共助”の意識を持って下さいとのお話でした。


そして、昔から“備えあれば、憂いなし”といいますが、予想以上の天災が今後も発生する可能性も高いだけに「うちは大丈夫」を見直して、私達一人一人が大きな教訓としなければなりません。