こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

自由製作 年長さんの巻

1学期の締めくくりの製作として、ティッシュやお菓子の空箱、ペットボトル等、自宅からも廃材集めをお願いして、自分の好きな動物作りをしました。

 

 

いつもは何を作るかは決まっており、その中で個性が発揮される様に導いているのですが、今回は何の動物を作るのか?

 

 

どの様にして作るのか?

 

 

どのような作品が出来るのか?

 

 

結果は先生も分かりません。

 

 

さあ困った!困った!

 

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190711134119j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190711134054j:plain

 

 

只、そこは前回の七夕でも少しふれた様に、年少さん、年中さんからの少しずつの積み重ねが生きてきます。

 

 

で、考え悩みながらも世界に一つしかない作品が出来上がり、どの子どもも満足度100%。

 

 

年長さんの絵画と共に5クラスを見て下さい。

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190710132908j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190710132540j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190711134021j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190710132409j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190710132302j:plain


 

更に、今年は年長さん全員が自慢の作品と共に園内をお散歩。

 

 

作った動物と滑り台を滑ったり、木にとまらせたり、シートの上で寝転がったりと大喜び。

 

 

又、自クラスだけなく他クラスの友達の動物とも触れ合い、大いに喜びを分かち合っていました。

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190716133950j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190716134011j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190716134044j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190716135258j:plain

 

 

そして、16日にやっとお家に持ちかえる事が出来て、喜んで持って帰っていきました。

 

 

きっときっと子宝のお母さん達は、子どもの作品を温かく見つめ、その声に耳を傾けてくれた事でしょう。

笹の葉さらさら

f:id:kodakara-kindergarten:20190702104155j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190702112612j:plain

 

 

もうすぐ七夕ですね。

 

天の川を挟んで暮らす織姫と彦星が年に一度会うお話は奈良時代に中国から伝わったロマンチックな伝説に基づくものであり、江戸時代に行事として定着した様です。

 

 

「大きくなったら○○になりたい~ ○○が上手になります様に!!」

 

 

夢とロマンがあっていいですね。

 

 

さて、幼稚園では、笹飾りを作って持って帰りますが、学年に応じて、数や難しさも異なります。

 

 

笹飾りは、通常、織姫、彦星、夏野菜が基本なのですが、趣向を凝らして、提灯、パイナップル、アイスクリームなどその年に新しい飾りを入れたりしています。

 

 

これらの製作を通じて、子ども達はノリやハサミの使い方が実に上手になっているのに驚きます。

 

 

そして、決められた製作ばかりでなくプリンカップを使って好きなものを作ったり、少しずつ自分で考えて作っていく経験も入れています。

 

 

又、大笹飾りを作るのですが、グループ4人ずつに分かれて、チームで相談をしながら作っていきます。

 

 

自己主張を繰り返しながら、時に意見がぶつかり、口ゲンカになりそうな時もありますが、そこはうまく先生が入り作業を進めていきます。

 

 

年少はもちろん、年中・長でも難しい活動ですが、それらのやり取りの中で、人と会話する力や協調して行動する力が育っていきます。

 

 

リーダーシップを発揮する子、調整役の子、消極的だった子も発言が増し、クラスが一つにまとまっていく様子こそ、今求められている「非認知能力」を伸ばす一つの取り組みだと考えています。

 

 

七夕は7月7日ですが、園では5日(金)に七夕の行事として代表の子どもにインタビューをしたり、全員で歌を歌い、そして、先生が七夕の由来を劇で子ども達に伝えます。

 

 

当日、子ども達が楽しんでくれ、その夜はお二人が会えると共に、子ども達の夢が叶う事を星に願いたいと思います。

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190627103227j:plainf:id:kodakara-kindergarten:20190702111410j:plain

“ザ・幼稚園”   

先日のどろんこ遊びでは、砂場にも水を入れて、泥だんご作りやパンツ1枚で泥プールに飛び込み全身泥だらけ。

 

 

もちろん先生達も泥んこになり、子ども達は思い思いの遊びを見つけて楽しみました。

 

 

6月に入り、暑さも徐々に厳しくなり、これから水遊び、プール遊びと続いていきますが、教育課程の中では第2期に入ります。

 

 

今後のクラス運営を左右すると言っても過言ではないこの時期、先生達全員がその重要性を理解し、一人一人をしっかりと導いていきます。

 

 

 f:id:kodakara-kindergarten:20190530120431j:plainf:id:kodakara-kindergarten:20190530120549j:plain

 

 

 

さて、話は変わりますが、4月に大阪府教育庁より私学監の方を始め4人の方々が、数ある幼稚園、認定こども園の中より、本園を選ばれ視察に来られました。

 

 

朝の自由遊びから年長児を中心に約1時間熱心に視察され、その後1時間に渡り、私立幼稚園の現状、課題、これからの幼児教育についての議論を交わしました。

 

 

その中で、お一人の方が「ザ・幼稚園ですね!」と言われました。

 

 

「それは???」どういう意味なのか・・・。

 

 

どうやら生活面を中心とする“保育”ではなく、未来を見据えた“教育”を実践している施設という意味合いであった様です。

 

 

大阪府教育庁の中でも教育のエキスパートの方々にその様な評価を受けた事は心躍る嬉しさであり、その評価に恥じない様にこれからも邁進していきたいと思います。

 

 

令和元年(2019年)の『きょういくハンドブック』(大阪府の公立、私立学校の紹介、教育相談等に関する冊子)の表紙にも本園の活動の一場面が掲載されています。

 

 

なんと誇らしい事か!!

 

 f:id:kodakara-kindergarten:20190604120616j:plain

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190604151215j:plain

 

大阪で初の世界遺産!

4月は桜、5月はツツジ、6月は紫陽花と、改めてお花を通じても日本の良さを感じます。

 

その上で、小学校の社会の授業でも印象深い仁徳天皇陵を始めとする百舌鳥・古市古墳群が大阪で初めての世界文化遺産に登録される報道は堺市民としても嬉しい限りです。

 

現在、堺市博物館に於いて、VRバーチャルリアリティ)ツアーも実施されており、今まで見られなかった古墳の内部を技術で完全に再現され、古墳時代の人々の視点で当時を体感出来るそうです。

 

 

私も近々是非行ってみたいと思っていますが、日本や世界からも多くの方々が来堺され、満足に帰って頂く遺産となって欲しいものです。

 

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190524173131j:plain

 

話は変わりまして、幼稚園にライオンの人形(コダカライオン)が帰ってきました。もちろん子ども達の人気者です。

f:id:kodakara-kindergarten:20190527093748j:plain

 

“令和元年”スタート!! 

世間的には10日間と云われるGWが終わりましたが、長いお休みでしたので、5月7日(火)は泣いて登園をする子も多いのではと心配をしていましたが、ほとんどの子ども達が嬉しそうに登園をしてくれ、本当に良かったです。

 

子ども達から連休中のお話を聞くと、おじいちゃん、おばあちゃんの家やバーベキュー、動物園、みさき公園などに遊びに行ってきた様で、やや疲れがありながらも素敵な思い出を一杯作った事をキラキラした目で話してくれました。

  

又、先生達もバーベキュー、あべのハルカス、和歌山、東京、更に日本を飛び出し、上海やグアムに行ってきた先生もおり、心の充実度も100%。お土産の山となりました。

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190507124848j:plain

 

 

さあ、子どもも大人もリズムを取り戻して、日常の生活へ。

  

今月の中旬には、入園・進級後、初めての保育参観が予定され、大好きなお母さん達が園に来てくれる事を楽しみにしていると共に、その日に向けて、心を込めて母の日のプレゼントを現在製作中。

 

一方、先生達も参観に備え、お互いのクラスを見学し合って自分自身の課題を克服する為に研修を重ねています。

 

f:id:kodakara-kindergarten:20190510111040j:plain

子ども達の為に高みを目指してくれる事を嬉しく思っています。

 

 

p.s.子ども達に「連休明けにアンパンマンの遊具が来るよ!」と以前にお話していたのですが、本日いよいよ設置完了。

 

と、同時に待ち構えていた子ども達が次々と出てきて、ピカピカの遊具を楽しみました。

f:id:kodakara-kindergarten:20190510103846j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190510125849j:plain

 

思い出つくろう!

f:id:kodakara-kindergarten:20190424124845j:plainf:id:kodakara-kindergarten:20190424131632j:plain

 

入園・進級されてより3週間が過ぎました。

 

 

新入の子どもは大きく環境が変わる中で、当初は泣く子どももいますが、年々幼稚園に適応する力が大きくなっている様に思います。

 

 

これは、いくつかの要素があると思うのですが、子どもが家庭の中でお父さんやお母さんからしっかりと家庭教育をされている、園での体験保育や月1回の園庭開放、そして、2歳児の親子参加の教室(カンガルークラブ)で、少しは親しみを持ってくれているからではと思っています。

 

 

そして、もう一つは先生の指導力!?

 

 

さて、まもなくゴールデンウィークが始まります。

 

 

そして、5月5日は子どもの日。

 

 

私の小さい頃は見渡せば大きなこいのぼりが泳いでいましたが、今は昔、近年はその姿を見る事は少なくなりました。

 

 

しかし、“鯉の滝のぼり”と云われる様に一生懸命川を登る鯉の様に強くて、元気で、頑張る子どもになります様にという願いを込められている事は時代が変わっても同じです。

 

 

しかし、子育ての大変さ、厳しさばかりがクローズアップされ、時に子どもが重荷であったり、極端な言い方をすれば厄介者の様な存在とさえ見られる風潮があります。

 

 

でも、“子どもは3歳までに一生分の親孝行をする”と聞いた事がありますが、そのかわいさで周りを幸せにするという事ですね。

 

 

私自身を振り返っても子どもが親についてきてくれるのは人生の中で、ほんのわずかな時間です。

 

 

それだけに親子が一緒に「絵本を読んだ」、「サイクリングをした」、「USJへ行った」等、子ども時代の楽しい思い出として心に残る事がお互いの生きていく中での大きな大きなエネルギーになると信じます。

 

 

子どもの日を前に、そして、“今”思い出を沢山つくって下さい。

f:id:kodakara-kindergarten:20190424110027j:plainf:id:kodakara-kindergarten:20190424114041j:plain

 

平成から令和へ

f:id:kodakara-kindergarten:20190411124210j:plain

平成31年度、まもなく令和元年度を迎えます。

 

平成への惜別と共に新天皇のご即位、紙幣も刷新されるなど新しい時代への期待と希望を感じます。

 

この令和が平和で地震等の自然災害や悲しい出来事がなく、人々が楽しく穏やかに過ごせる時代である事を心から願います。

 

さて、私達は、自己の生活や地域社会、そして職業についてはもちろんの事ながら、世界の情勢や日本の政治・経済・歴史・文化や教育についても興味、関心を持つ事が大切です。

 

そして、一人一人がより広く深く考え、行動をして行かなければ明るい未来はありません。

 

その為にもしっかりとした目と心を磨き、豊かな社会の実現に向けて努力をしたいものです。

 

子宝幼稚園では今年も教職員と協力をして、更に子宝の名に恥じない様な幼稚園を目指して、ソフト・ハード面でも取り組んでいこうと思っています。

 

平成30年度より新しい学習指導要領のアクティブラーニングを取り入れるべく、カリキュラムの精査、構築を進めています。

 

しかし、改革をする為には、時に抵抗や不満が生じるものですが、本園の先生達は柔軟に且つ前向きに一致団結して取り組んでくれる姿勢を本当に嬉しく思っています。

 

その目と心は、常に子どもを真ん中に、子ども達の笑顔とより良き成長の為に向けられています。

 

又、今春、ハード面でも遊具の一部入れ替えや補修、運動場の整地に、連休明けには新しいアンパンマンの遊具も入ります。

 

子ども達が目を輝かせて楽しく遊んでくれるのが楽しみです。

 

昭和、平成、そして令和の時代も必要とされる園であり続ける為に、歩みを止めない様にしていきたいと思っています。

f:id:kodakara-kindergarten:20190406121219j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190406121319j:plain

f:id:kodakara-kindergarten:20190406120538j:plain