今年は申年（猿）。
猿と云えば、日光東照宮の“見ざる、聞かざる、言わざる”の三猿が有名です。
その語呂合わせから、日本が発祥の地と思われますが、よく似た表現は、古代エジプトの時代より世界各地にある様です。
そして、その意味は色々あり、教育論に当てはまる説もあります。
世の中に様々な情報や事象がありますが、子ども達には出来るだけ良い物を見、聞き、そして話をする事が将来の人間形成に大切である。
逆に言うと、余り悪い環境の中で悪い物を見、聞き、話す事は極めて危険であるとの事です。
改めて、良い環境とは何かが私達大人に問われ、求められます。
さて、私事ではありますが、私も申年生まれであり、今年の1月で丁度還暦の60歳を迎えました。
「4、50年前の60歳と云えば腰が曲がり、歯がない人が多く、いいおじいちゃん、おばあちゃんだったけれどね。」と80歳の母が元気に話します。
誰もが思う事でしょうが、自分は他の人より若いと自負しつつも、現実は腰や膝を含め、身体と共に頭も含め、少しずつ確実に年齢を感じます。
又、友達の中には、「もう退職をしたよ。」とか「孫が３人でね。」と聞くと更に実感をします。
しかし、誠に有難い事に、未来ある元気一杯の子ども達の中で仕事をさせて頂き、多くの先生達に支えて頂いているだけに、ここを一つの通過点として、出来る限り頑張っていきたいと思っています。
