こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

父の日を前に

世の常として、親は子どもよりも先に亡くなります。


当然の事ながら、天国からの声は子どもの耳に届きませんが、健康で幸せで順風満帆の人生を送って欲しいと願います。


しかし、長い人生の中で、苦しみや挫折は間違いなく訪れます。


倒れて絶望的になるのではなく、倒れても倒れても七転び八起き、ダルマの如く、そして踏まれても踏まれても立ち上がる雑草の如く、人生を力強く生きて欲しいものです。


ある米国の研究報告によりますと、“6歳迄に受けた教育によって、その子どもの将来の職業や収入等にも大きな影響がある。”と言われています。


それだけに親がどの様に子どもに愛情を注ぎ、しつけをし、教育をするかが人生を左右すると言っても過言ではありません。


誰だって、うるさい事を言われるのも言うのも嫌ですが、本当に本当に我が子の事を思うのならば、嫌われる事を恐れずに必要な時に必要な事を伝えなければいけません。


そして、その必要な時は今です。


挨拶や物事の善悪、客観的な見方、他人に迷惑を掛けない、ゴミを捨てない、様々な事があります。


そして疲れていても時には、言葉と共に関わりが必要です。


キャッチボール、サッカー、絵本を読む、お風呂に入る、クッキング・・・etc。


その教えと温もりが子どもの心に届いた時、親子の関係は深まるのだと思います。


父の日を前に、お父さんの役割の再確認が大切です。


私ももう一度家庭を見直して、息子とテニスでもしようかと思います・・・。