今年もどろんこ遊びを行いました。
お天気も良好、子ども達はパンツ1枚になって外に飛び出して行きます。
しかし、あれだけの泥を目の当たりにすると、初めて経験する年少さんが一瞬たじろぐ姿もまたかわいらしく、少しずつ、そして恐る恐る泥に触れて、感触を楽しむ様になっていきます。
年中さんは個人差はあるものの、嫌がる事はなく、泥と戯れていました。
年長さんはと言えば、それはそれは豪快に遊んでいる姿が印象的でした。
中には苦手な子もいますが、年少や年中からの積み重ねで、それぞれに遊びを見つけていました。
そして、活動を楽しんだ後は、お片付けです。
年長の子ども達がお片付け部隊として手伝ってくれて、あっという間に綺麗になります。
ただ、その時間だけの遊びで終わるのではなく、当日までの準備段階や最後の片付けまで一連の流れを考えています。
初めての子ややや抵抗のある子ども達にも少しずつでも“やってみようかな?”というやる気にさせる言葉を探し当て、子どもの笑顔を広げる事が教育の醍醐味!!
先生達も、“今しか出来ない貴重な体験を楽しませてあげたい”と全員が同じ方向を向いて、泥だらけになって活動してくれている姿には頭が下がります。
今年就職した先生からは、“こんなに汚れてどろんこ遊びをしたのは生まれて初めてでした。楽しかったです!!”という声も聞かれました。
発達段階を考えた計画的な導きの中で、汚してはいけなくて清潔を重視される時代に、子ども本来の汚れを気にせずに遊ぶ姿が蘇った感じがします。