こだから日記

子宝幼稚園の園長のブログです。

コミュニケーションが一番!!

毎朝、私は最初のバスが来る8時30分ぐらいから中央階段周辺にいます。


ここにいる様になってから、約7年ですが、その目的は大きく2つあります。


1つ目は子ども達と朝の挨拶をする事。


暑い日も寒い日も元気に登園してくれる中で、「おはよう〜」と恥ずかしそうにしていた子ども達も少しずつ大きな声で、又、自分から先に言ってくれる子どもが増えてくる様子に成長を感じながら・・・。


挨拶は人間関係の基本であり、コミュニケーションの第一歩です。


只、無理強いをするのではなく、少しずつ習慣になって欲しいもので、中には1年、2年経って言える子どもや「園長先生、あのね・・・。」と色々とお話をしてくれる子どもの姿に日々の積み重ねの大切さを感じます。


2つ目は安全です。


順次、登園の中、9時15分より外遊びが始まりますが、ケガなく仲良く元気に遊んでいるかを見守っています。


門には、当番の先生が2人いますが、やはり様々な事が起こる世の中であり、ガードマンにはなりませんが、男性がいる方が少しは抑止力になるのではないかと思っています。




そして・・・、朝、お子さんを送られる時に、私がイスに座って何かを書いているのをご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。


B4の紙に1週間の活動や配慮を記載している保育日誌で、その中にはその日の自分自身の評価が記入されています。


その評価から、子ども達の様子や指導の反省、楽しさ悔しさを含めた一人一人の先生の教育への姿勢やクラスの状況、今の心の状態を読み取る事が出来ます。


又、文章のまとめ方や漢字のチェックもしています。


それに対し、私と副園長の2人が毎日全体を2つに分けて交互に読み、励まし等の短いコメントを入れる様にしています。


まさに心をつなぐ“交換日記!?”です。


大切なお子さんをお預かりして、集団で教育をする事はやりがいのある仕事です。


と、同時に厳しさ、難しさがあるのも事実であり、近年、特に人材難と共に、就職をしても1年以内に辞められる先生が多いのが現状です。


その様な中、少しでも保育の難しさだけでなく楽しさの両方を分かり、“保育のプロ”になって欲しいと願っています。


その為にも、教職員組織を良好に!子どもや先生とのコミュニケーションを重要視しています。